意識の段階
本当は問題など存在しない
高い視点から全てを見通していくことは目覚めた意識にしか出来ない。眠った意識では頭をいくら使って考えても絶対に解決策は見つからないのだ。
・アインシュタインはこう言った。「問題をつくり出した次元では、問題を解決することが出来ない」まさにその通りだ。
・人生という現実の中では、いつも問題が作り出されている。1つの問題が生まれたら対処する。そして解決して、1つの問題は終わったかもしれないが、問題を作り出した次元からは抜けていないので、また違う場面や違う相手と、無限に問題を作り出すことになってしまう。だから世の中では問題解決の方法が載っている本が売れているのだろうが、それでは根本的な解決方法にならない。解決するにはただ1つ、本当の自分につながってしまうことだ。
・意識の次元が変われば、同じ問題は起こらなくなる。とうより、問題がまったく存在しない次元に存在することになる。
・元々の自由な意識の世界では問題は存在していなかった。この地球上で問題を作り出しているのは、解決した時に達成感を得るためだ。では、この達成感や、やり遂げた感は何のためにあるのだろう?それは無価値感があるからだ。他人から認められて褒められると、人はよりいっそうの賞賛を得たいために、問題を作り出すのだ。
・本来の意識だった時は、自分には価値があり、認められていることも、愛されていることも、受け入れられていることも全てを知っている状態だった。なので愛されたいや、認められたいといった気持ちは全く持っていなかった。
・しかし地球上では無価値観が存在する。なので、自分の力の無さを感じてみたり、他人と比較したり、自分の力を得意になって見せることで他人から評価されるようとするのだ。しかし、この生き方をしている限り、どんなに頭で考えても山積みになっている問題を解決することは出来ない。
地球は負の感情で満ちている
・問題作りは個人だけではなく世界中で行われていて、問題で満ち溢れている。
問題を解決するには、本当の自分に戻るしかない。ただ、冷静に考えてみると、問題の種類は人間関係、仕事、恋愛、健康、とそれほど多くない。これらの問題は本当の自分に戻れば全く体験出来なくなる。
・楽しむ、喜びを感じる、ワクワクする、スッキリする、しっくりくる、腑に落ちる、調和がとれる、安らぐ、平和、これらのように本来の次元、意識はポジティブな周波数で満ちている。
・ところが「重し」をつけて地球という中に潜ると、不安や心配などのネガティブな感情が満ちている。なので、重しを外していくと、こうしたネガティブな周波数とは全く触れ合えなくなる。
・今、世の中には健康法が溢れているが、病気にならない最高の方法は、自分の波動を、病気の周波数に触れないまでに上げてしまうことだ。
すべてが満ちれば人は自由になる
・人間関係の問題も同じだ。人間関係で一番問題になるのが、無価値観からくる「癒されたい」「愛されたい」という感情の不足だ。人から愛されたいという理想がある。逆に理想通りでなくなると落胆したりする。いわば執着みたいなものが地球には存在する。
これらは、高い意識の自分の状態とは全く異なる。高い意識では人から愛されたいという感情は全く無いのだ。
・全てが満ちている意識は、人を自由にする。相手がどのような状態なのか気にもとめない。
さらに言えば、相手が浮気をしていたとしおても、何とも思わない。
・全体性の意識は全てを認め、受容している状態でもある。100%完璧だということを知っている意識だ。だから相手が浮気したとしてもそれを審判する視点からは見ないのだ。
この人には浮気を体験する理由があったのだと、本当の理解が出来るというわけだ。相手に浮気の感想を聞くことも自然に出来たりする。無価値観や愛されていない感がある意識では、そうはいかない。浮気されたら自分が軽んじられていると思ってしまう。これは自分の無価値観から来ている感覚で、愛されていないという不足感なのだ。
共鳴と同調
・地球では浮気などのネガティブな感覚をドラマに仕立て上げて、そこでエネルギーの奪い合いをして人間ドラマを体験しているだけだ。でもこらからはそんな体験は出来なくなる。
・病院に行くとお年寄りたちが、「私は○○が痛い」とまるで不健康自慢をしあっているかのような光景を目にする。実はこうやって不健康を語り合うことで、周波数を共振・増幅させて、それをリアルなものとして体験しているだけなのだ。音叉を知っているだろうか。楽器を調律するときに使うもので、こちら側でひとつの音叉を鳴らすと、向こう側の音叉も周波数に共鳴して鳴り始める。音楽のテンポを示すメトロノームも同じだ。複数のメトロノームをバラバラのタイミングで鳴らすと、時間と共に揃って同じテンポを鳴らすようになる。
ここで大事なのは「共鳴」ということと「同調」するということだ。私たちは他者に語ることで、相手との間に「共鳴」と「同調」を起こすのだ。
・映画を観ている時も同じで、最初は他人事でスクリーンを観ていたい、いつの間にか映像に引き込まれ、ストーリーにのめり込んでいく。それと同じことを現実世界でもやっているだけなのだ。もしその映画が面白くない映画だったら観るのを止めてしまうはずだ。現実もそれと同じだ。高い意識の世界に行けば、体験している現実も自分で周波数を変えて「ストーリー」を変えることが出来る。少なくとも意識はそれを知っている。なのでつまらなければリセットしていくことが出来る。しかし今の地球はそうではない。忍耐の世界、一生懸命にしなければならない世界だ。親や先生からは「一生懸命にやらなければ成功できない」「頑張らなければ幸せになれない」と言われたはずだ。しかし現実は一生懸命にやっても、誰もが幸せになれるわけではない。ということは一生懸命にやることが絶対に正しいことではないのだ。しかしこれを聞いた怒る人もいる。その人はきっと、何事も一生懸命に取り組んだ人なので、そういう自負があり、一生懸命に頑張ってきたことで今の地位を獲得したのだろう。だからだろうか年配の方からこう諭される。「人生はそんなに甘いものではない」と。
・小さい頃は地球に馴染むのに精いっぱいで、体調は崩れ、めまいがし、病院と友達のようだった。要するに地球の周波数の影響を強く受けてしまったのだ。今から考えると「人間ドラマ」の中にすごく没頭していたわけだ。しかし結局そこから抜け出るのは、自分の意志しかないのだ。誰かに助けてもらうことは出来ない。どんなにパワフルな人間でも人を助けたり、癒しを与えたりすることは出来ないのだ。なぜならその力は、ひとりひとりの個人の中にしかないから。勿論、自分自身を癒す力、治す力はある。あるいは、自分が苦境から脱出する力もある。しかし、それは自分自身の力なのだ。
・皆さんが本当の自分に戻って、その力を取り戻せば「人生はこうなっていたんだ」というふうに、それまでのカラクリが見えてくる。それを理解するだけでも、人生と現実は劇的に変わっていく。
目覚める人のエネルギー
・2020年を超えて2021年を過ぎると、目覚めることを選択しなかった人は、目覚めるということにさえ意識が向かなくなっていく。
・本当に目覚めたいなら今だ。しかし、焦る必要はないのだ。なぜなら、あなたが眠っていたいと、今までの地球の制限や枠、法則という概念の中で生きていいたいというのなら、それはひとつの選択だから。
・元々は何でもできて、全てを理解する意識だったわけなのだ。わざわざ波動を落とし、地球を体験しに来たのだから、まだ眠っていたいとう希望があるのならそうすべきだろう。しかし目覚めたいのなら、今決めなければならない。
。目覚めたらどうなるかというと、これまでの人間ドラマから全て卒業する。ただし勘違いしないでほしいのは、目を覚ましたら、今までやっていたことが全てやれなくなるという意味ではないということ。恋愛をしてはいけない、仕事を辞めなければいけない、そんなことは全くない。ただ、少しづつ形態は変わっていく。おそらく2032年には、今ある職業の多くが無くなっていく。
・皆さんの目覚めとともに、地球もシフトしている。そこにはすごい量のエネルギーと光が降り注いでいて、地球を揺り動かしている。その中で皆さんが目覚めるための流れが出来ている。
・目覚めの促すエネルギーは、実際にはどのように体験されるのかというと、例えば、仕事を突然解雇されたり、今まで上手くいっていたものがうまくいかなかったり、絶対的に信用していた人に裏切られたりするなど様々だ。「解雇されるというのは、私が起こすことではない」と思うかもしれない。しかし、会社から解雇される現実をつくるのは本人なのだ。ここに気づかない限り、目覚めることは出来ない。自分が体験する現実は、ただの1ミリたりとも、誰かのせいにはしないということだ。
・自分が体験する現実は100%自分に責任がある。そういう視点に立てるかどうかで、目覚めていけるかが決まる。これは精神論ではない。
・あなたが本当にその位置に立ち、身につけてきた重しのひとつひとつを外していけたら、確実に海から抜けて、空へ飛翔する。そのとき「空ってこんなに広かったんだ」というレベルにまで上がっていく。どんなに広いといっても、海の中は無限ではない。しかし、空から宇宙へ続く空間は無限だ。となれば、この段階になると意識が無限の世界に出ていってしまうということだ。そうなると、今まで感じていたネガティブな感情は感じられなくなる。
海の中に片足を突っ込んだ状態では、身体の一部が海に触れているわけだから、不安や、恐れ、悲しみなどを感じることが出来る。しかし、海から完全に抜け出せば、もうそれらを感じることは出来ない。特に不安は、本当に感じられなくなる。あらゆるネガティブなものが消えていく。そういう次元に出れば、意識は常に晴れ晴れいている。
現実によって、一喜一憂することもない。そうなった時には、あらゆる可能性が出てくる。本当にやりたいと思ったことが、簡単に出来るようになる。例えば今の地球の意識で仕事をしていて、ノルマが与えられたとする。もしもそのノルマが達成できなければ、あなたのやり方が悪かったということになる。だから営業のハウツー本を読んだりするわけだ。しかし、そこではないのだ。大切なのはあなたが使った周波数だ。ノルマを達成出来なかった時には、自分の力のなさ、自分のダメさが表に出てくる。この波動がフィルムになっているのだ。つまり、ノルマが達成出来なかったからこの様な思いをしているわけではない。あなたが無意識のうちにその周波数を使っていたから、それを感じるような映像化をして、ネガティブな思いをしていたのだ。目を覚ましさえすれば、あなたは自分の見たい映像を映し出すために、意図的に周波数を換えることが出来るようになる。しかし眠った意識の状態では、自分でどの周波数のフィルムを入れたのかがわかっていない。無意識にやっているだけなので、映像を見たときに初めて使っていたフィルムがわかるわけだ。
・おわかりだろうか。ノルマを達成出来なかったから落胆しているのではなく、またノルマを達成出来なかったから恐怖を感じているわけでもない。あなたが無意識のうちに恐怖もしくは落乱という周波数を映写機にセットしていたので、それが映像化されて現実となった、というのが真実なのだ。
地球が大きく揺らぐ
・皆さんは今まで、様々なものを外に求めていたはずだ。しかし、目を覚ましてしまえばもう、外には求めなくなる。なぜなら、自分の意識が変わり、意識こそが全てであることがわかるようになるからだ。つまり全てのことは、自分の周波数というフィルムが映し出している映像にすぎない、ということを理解するのだ、ただ、そうなると、現実がつまらないと感じる人がいるかもしれない。これまでは眠ることを選択した世界の中で、散々が出来ないとか、一生懸命に頑張っているけど豊かになれないだとか、そういう思いと葛藤を体験してきたはずだ。これからはそういうことは止めて、本来の意識の在り方に戻っていこう、目覚めていこうというタイミングを迎えているわけだ。
・これまでは、頑張ることで認められ、それによって得られたものも沢山あった。
これからの目覚めていく流れの中では、今までの外を何とかしようという生き方をすればするほど、川の流れに逆行するように、物事が上手くいかなくなっていく。これまでのように、これとこれをやれば確実に結果が出た、ということが無くなる。
・これは、これまでの生き方、やり方を変える時期を迎えているという明確なサインなのだ。
・なので、目覚めることを決めれば宇宙が応援してくれるので、もの凄い勢いで加速していくことになる。そうすると本来の雄大な意識に戻って、思い通りに臨む人生を体験することが可能になる。
・ちなみにこれまでの眠りのサイクルでの地球の流れはそういう大局ではなかったのだが、ごく一部の意識たちは次元の上昇を何度か試みていた。例えばエジプト文明、マチュピチュの空中遺跡で有名なインカ文明といった文明には、高い意識に戻っていこうとした人もある程度いたのだ。ただ、地球の周波数がまだまだ低かったので、彼らが高い意識になった時には肉体を維持することができなかったので、光になって戻るか、肉体を脱ぐしかなったのだ。
・目覚めの流れに乗ってしまえば、本当に楽になる。足の引っ張り合いがなくなるからだ。目覚めたいという意識と目覚めたくない意識は、当然のようにぶつかりあう。ここで葛藤が起こり、ものすごい苦しみを生むのだ。繰り返しになるが、この葛藤も周波数であり、それがフィルムになって映像化される。場合によっては、自分の人生が立ちゆかなくなるようなことでさえ、映し出したりする。そうして目覚めていく意識と眠り続ける意識の現実は、雲泥の差ができていくことになる。
「常識外れ」のすすめ
・これからは世界も経済も音を立てて変わっていく。その一部はすでに見えはじめている。
・大きなところでは通貨がそうだ。仮想通貨が出てきて、世界の経済システムを大きく変えようとしている。
・今までの在り方から、世界経済のシステムそのものが抜けていってしまうので、戸惑う人も沢山出てくる。しかし、本当の意識に目覚めてしまえば、仮想通貨や経済問題も含め、周囲で起こっていることには影響されなくなる。
・そんなバカなと思うかもしれない。しかし、日本が不況だという中でも、どこ吹く風の人が必ずいる。どんな現実が周りで展開していても、その人がどんな周波数で存在しているかで、何を体験するかが決まるからだ。
・結局のところ皆さんは問題に対処していくという対処療法をするのではなく。根本治療、つまり自分の波動を上げるために、地球に潜ってくる時に身につけたネガティブな感情である重しを外すことに意識を向けるべきなのだ。
・現実を見て不安を感じたなら、「私が無意識に使っていた不安の周波数を映像化していたんだな。では、この不安の周波数を外そう」と。あるいは恐怖を感じたなら「この人が怖いのではなくて、恐怖という周波数でこれを映像化したんだな。この恐怖の周波数を外そう」と。
・こうすることでどんどん身体は軽くなり、波動が上がっていく。その結果、この3次元密度から抜けていくことになる。
・そうなれば、世界で何が起こっていても、皆さんに影響することは全くなくなる。地球の周波数の爆風から抜け出てしまうのだから。
・そんなことが本当に起こるのかと思うだろう。しかし、本当に起こってしまう。不安も恐怖もなくなると、人間らしくないと思うかもしれない。実際、こう言われたことがある、「そんなことになれば、常識はずれになる」と。そう、常識外れになるのだ。なぜなら常識とは、私たちの眠っている意識がつくりだした「枠」にすぎないからだ。目覚めると「枠」から抜け出るので、誰もが常識外れになる。
・これまで、人間らしいとされる「枠」の中で生きてきて、多くの人から「人の迷惑にならないゆおうにしなさい」と言われ続けてきた。しかし、これにしても意識を外に向けているからこそ、出てくる言葉だ。問題は人ではなく、皆さん自身。あなたがつくり出している現実なのだから、自分が使っている周波数に責任を持つことが大切なのだ。
・映像だけにフォーカスして、その映像によって一喜一憂する。この生き方こそ、眠りの生き方そのものだ。これを続けている限り、目は覚めない。でも、意識を反転させ、目を覚ます方向に意識が向けば、使っていた周波数というフィルムを外すことが楽しくて仕方がなくなる。外せば外すほど、あなたの周波数は広がってくるからだ。
・今まで努力しても到達出来なかった理由が、自身が「できない」という周波数のフィルムをセットしていたからだ、ということに気付くのだ。それを手放すことが出来たなら、常識は何でも出来る次元へと上がっていく。この「できる」という意識は、実際にそれを可能にする映像を映し出すのだ。
・本当にしつこいようだが、観ている映画がつまらなかったら、もっと面白い映画に換えればいいだけのことだ。体験している現実が不服であれば、もっと幸せに満ちた現実を映す周波数のフィルムに替えて、それを体験すればいいのだ。
・何を手放せばいいのか?簡単だ。皆さんにとって心地よくないものだ。心地よくないと感じるのは全部、この地球の周波数であり、本来の意識の中にはないものだ。心地よくない感覚は、本来の自分のものではないのだ。
・例えば被害者意識。よく不安症だとか、怖がりだと、自己紹介するときに自分の性格のように使っているが、本当はそれらはあなたのものではなく、地球のものなのだ。
・簡単に言うと目を覚ますというのは、身にまとった地球の周波数を返していくということ。
何でもできるという意識になる
・一度、日ごろ使ている周波数をきちんと検討してみることをお勧めする。不安を頻繁に感じる人は、「不安だ大好きで使っている」という明確なサインなのだから。あるいは恐怖をいつも感じるのであれば、それは「恐怖が大好きだ」というサイン。だたそれだけのこと。
・そうであれば、それを使うのを止めて、地球に返すのだ。たとえほんの少しでも、それをポケットに入れたままでは軽やかに次元を上がることは出来ない。目覚めていくためには、地球で使っていた周波数を全て外さなければならない。
・本来それらは地球のものであって、あなた自身のものではない。なのできちんと返す必要がある。そうすることで着実に目を覚ましていくことになる。そうなればきっと、「今までこんなに狭いところにいたんだ」と気づくようになるだろう。
・目を覚ましていく段階で、何でも出来るという意識になると、あらゆるところに行ける、存在できることがわかるようになる。その結果、地球が本当に狭く感じるようになった。
・どんなところでも、行きたいと思えば好きなところに行けるのだ。それは、こういう仕事をしているからとか、そういうことには一切関係ない。自分がどんな周波数を使っているかによって、体験できるものが決まってくるというだけのこと。
・この内容に触れている人も、決して偶然ではなく、深いところでは既に目覚めることを決めている人なのだ。
・もし書かれた内容で理解しにくい部分があっても、できるだけ何度も何度も繰り返し読んでみてほしい。最初は「そんなわけない」と思ったとしても、意識がだんだん高まっていくにつれ、「あれ?こんなこと書いてあったっけ?」と、色々な気づきが起こり始める。つまり、理解する角度が少しづつ深くなっていくのだ。
・本書を通して、皆さんの表面的な意識に語りかえているのではない。元々の雄大な意識「宇宙意識(ハイヤーセルフ)」に向かって話しかけているのだ。
・今は何を言っているのかわからないと思っても、必ず深い意識が動きはじめる。それは何度も書いているように、皆さんの中に手放すべき地球の周波数を浮かび上がらせて、それを外すことで、目を覚ましていくことになるからだ。
目覚める立ち位置を確認
・ネガティブな波動を手放すための方法がある。皆さんは波動を体験に使っているから苦しいのだ。出てきた不安に対して、それを感じながら「苦しいな、辛いな、大変だな」と。なので先ずはそれを手放すことが必要だ。現実の生活の中で体験する心配や不安や恐れは、これから書く方法で簡単に手放すことができる。とはいっても、恐怖が大好きな人がいくら恐怖を手放すんだ、目覚めていくんだと思っても、なかなか手放せないこともある。なにしろ遠い昔に地球に降りてきて以来、輪廻転生という魂の歴史を繰り返しながらずっと、もち続けてきたものなのだから。
・例を挙げながら説明する。いつも激怒するような状況があった。ある日、その状況を映し出した時、なんだかとても懐かしい感じたしたのだ。「いつものパターンだ。この感じているフィーリングで、これを映し出したんだな」と思い、変な感覚で、その時この状況に対して激怒してみようと思った。今までだったら無意識に、条件反射で激怒していた状況なのに。しかし起こることが出来なかった。というのも、その時点ですでに怒りの周波数を手放してしまっていたからだ。その時に見えたのが、筒状の真っ黒いトンネルだった。それがずっと下まで深い闇のようにつながっていた。このトンネルをどこまでも下に降りなければ怒りという感情に触れられないことがわかったのだ。と同時に、もう怒ることはできないという寂しさのようなものも感じた。このように、皆さんがなじみ深く使っていた周波数も目を覚ましていくと体験できなくなる。
・大切なのは、自分が目覚めていくために意識しなければならない特別な立ち位置があるということ。
・その立ち位置に居れば、ある周波数が出てきても不安などと明確に感じることは出来ない。感じたとしても、心地よくないもの、重たいものという程度。なぜならこの自分の立ち位置というのは、本当の自分とつながるポイントだからだ。
・この立ち位置からずれてしまうことで、使っている地球の周波数を不安や、恐れなどの具体的な感情として体感することが出来る。
・今までは絶対に絶望感を体験するという強い意志を持って、自分で映し出した映像に自ら突っ込んでいった。それは高次の意識から見ると本当に面白いことだったのだ。例えば横に立って観ている高次の意識たちは、本当に不思議に思うわけだ。そして彼らはこう言う。「本当にあなた方は偉大だ」。どういことかわかるだろうか? かつてあれほどまで高い意識で存在していた私たちが、全てを忘れ、何も出来なくなっているわけだ。全てを知っていて、何でも出来る意識が、「自分は小さな存在だ」という意識の状態にまで、よく眠ることができたねと言っているのだ。
・なので皆さんは目を覚ましたら、高次の存在たちにきっと誇れるだろう。人類は目覚めることで、地球は宇宙時代を迎える。すると、今まで視界に入らなかった宇宙の知的生命体たちの存在が確認できるようになる。その時に私たちはきっと自慢ができるだろう。あれだけ深く眠っていたのに、きちんと目覚めることが出来たと。
本物と偽物は一発でわかる
・全てを知っている意識の状態から、何もわからない眠った状態へ移行することが出来たちう真実。そのほうが目覚めることよりもはるかに難しい。逆に目覚めることのほうが簡単だ。なぜならそれは、特別で未知なものではないからだ。
・すべきことは本当の自分をおもい出すこと。だだこれだけだ。
だけどあなたは思うだろう。「目覚めることは難しい。高い意識に到達するには時間が必要だ」と。いいえ。そうではない。あなたは雄大で何でも知っている意識から、何も知らない意識に明確な意思によって移っていったのだ。100%の集中力で眠ったのだ。これはすごいことなのだ。
・繰り返すが、それに比べれば目覚めていくことは、はるかに簡単だ。これからお伝えする方法を実践すれば、着実に目覚めることが出来る。
・あなたがすべきことはただひとつ。今使っている周波数を手放すこと。だたこれだけ。
とてもシンプルだ。何より子供たちは、そのことをよく知っている。しかし、大人になればなるほd、情報の渦によって疑心暗鬼になってしまうのだ。
・例えば今のニュース。メディアは8割は真実とはほど遠い内容を報道していると言える。本当に伝えるべきことが伝えられていないのが現状だ。
・昔は、オカルト特集の番組があった。UFOとか霊は実在するのかといった番組だ。ああいう番組は、決して真面目に作られることはない。そしてそこには必ず否定派が登場する。
「目の錯覚lだ、プラズマだ、霊の存在を信じてはいけない」と。そういう意識を視聴者に植え付けるために放映しているのだ。なのでそういう番組の映像には決して本物など出てこない。全部とは言わないまでも、ほとんどが偽物だ。
・今はコンピュータグラフィックス(CG)が発達していて、偽物か本物か映像では判断が難しくなっているが、ほとんどが信じる価値のないものばかりだ。こうして私たちは、オカルト現象に意識を向けるのはバカげているという先入観を植え付けられていくのだ。
・テレビ番組は、制作している人よりも、もっと上の人たちからの圧力でそうなっているのだ。なので、本物の霊が映っている映像があったとしても、ほとんどはお蔵入りになる。「本物」に人々を触れさせてはいけない、つまり人々を目覚めさせてはいけないという思惑があるのだ。そうした真実に目を向けていくことが、これからは特に求められているといえる。
自分で創造する人生のほうが楽しい
・目を覚ましていくのであれば、今までの生き方は終わりにしないといけない。そこは覚悟を決める必要がある。
・では目覚めると、人間らしい感情を失って、つまらない生き方になってしまうのだろうか。
いいえ、それはまったく違う。
・本当の意識に目覚めれば、本来の幸福感、喜び、調和、愛などのポジティブな意識そのものになり、その周波数から自分の創りたい現実を自由に創り出すことが出来るようになる。ぜひあなたバージョンの「天国」を体感してほしい。自分が体験したい現実を創り出して、この地球で遊ぶのだ。
・本当に遊ぶとは、目を覚まして夢を生きることだ。昔はゲームが大好きで、映画やテレビドラマもよく観ていた。しかし全部興味が無くなった。なぜなら現実のほうがはるかに楽しいから。自分で創造する人生のほうがずっと楽しいのだ。ポジティブな感覚や幸福感、これらを全く違う次元で体験するわけだから、楽しくて仕方がなくなる。そのせいかよく鼻歌を歌いながら歩いている。電車の中でも歌ってしまうほどだ。
・ところで私が日々、どのような体感をしているのかというと、外に向けていた意識とエネルギーを100%自分に向けた瞬間に周囲の全てが消えてしまう。その時、自分の宇宙意識とのつながりに出ることになり、そこから全ての人の意識とつながる。すると他者との分離感が消え、あの人、こに人と区別する意識が無くなる。
・その意識の状態でいると、何が起きても怒らなくても楽しい。誰がいてもいなてくも、幸せで喜びを感じる。「この人がいないと楽しめない」や「ここにいると不快」という感覚が無くなっていく。つまり、外の世界から影響を受けなくなる。自分次第でどうにでもなることがよくわかってくる。
・例えばサラリーマンである多くの人が、社長の前に立つと緊張すると言うだろう。張り詰める感覚やドキドキ感など、あらゆる感情が生まれてくる。きちんとしなければというプレッシャーも出てくるだろう。しかし、自分の人生は自分でどうにでも出来るのだ。今の仕事があるから生きていける。この社長がいるから食べていける。それは大きな間違いだ。だれもが自分で自分の現実を自由に創り出すことができるのだから。
・相手が社長だからとか、恩人だからと外向きになれば、自分らしくいることは難しくなる。それだけではなく一生懸命になったり、ミスをするのではないかと力みが入ったりする。
・大切なのはそういう「ドラマ」を体験する生き方を止めるということ。目を覚ましたければ、この視点を持つこと。
自分の現実を目覚めるために使う
・例えば鏡を見ることで、自分の姿を確認する。顔に汚れがついているとか、鏡をみて気づくことでそれを直すことになる。自分の姿を正すために鏡を使うわけだ。じつは目を覚ますのもこれと全く同じだ。
・自分の現実をきちんと観察していれば、どんな地球の周波数を使っていたのかが明確にわかる。そのわかったのをただ外せばいい。
・周波数の外し方には色々な方法がある。わかりやすく「引き寄せの法則」という言葉で説明する。じつは引き寄せるというのと、本書で書いている「映し出す」は全く同じことなのだ。
・引き寄せるというと、磁石を連想する。自分の波動と同じものを引き寄せる、あるいは類は友を呼ぶ。それと同じだ。
・皆さんの中には「それ」を引き付けるものが確実に存在している。「不安」という磁石を持っていれば、不安に感じる人や不安な出来事や状況を引き寄せる。「恐怖」を持っていると、恐怖を感じる出来事や人、状況を引き寄せる。
・これは宇宙の法則なので、誰一人としてこれから逃れることは出来ない。地球上の皆がこの法則の元で生きている。
・なので、これは自分自身で取り組んでいくしかない。ましてや、誰かの代わりに自分が受け負うことも出来ない。他人を変えることは不可能だ。本人が自分の使っている周波数を変えない限り、違う状況や相手の中で同じ体験をするだけなのだ。
・よく不幸自慢をする女性がいます。「どうして私が出会うのは、酒とお金、女にだらしがない男ばかりなんだろう?」もうおわかりだと思うが、そういうことなのだ。不幸な運命に生まれているのではなく、彼女が好んで使っている周波数が「私は不幸」というフィルムだからなのだ。そのときに感じるみじめな感覚や無価値観などのバイブレーションがフィルムになって映像化しているだけなのだ。なのでどこに行っても、相手を変えても同じなのだ。結局、現実を引き寄せているのに使っている磁石を外してしまうことでしか解決しないのだ。
形と硬さと質量を与える
・その磁石を外す方法を説明していく。まず、皆さんがとらわれている感情が不安だとする。これは目に見えないのものだ。それを想像力を使って、胸やみぞおち辺りの、それを感じている場所で見える形にしてほしい。なぜなら、そのままだととらえることが出来ず、扱うことも出来ないからだ。
・では、不安を目に見える形にするため、その時に思い浮かぶ形にする。隕石や星の形など、正解の形は無いので、何でも好きな形を与える。ここでは「ボーリングの玉」にしてみる。
このボーリングの玉が、磁石になっていて、強力な磁力を発していると思ってみる。目には見えない周波数を形にするときには大切なのは、硬さと重さを実感すること。これはあなたがずっと使ってきた古い周波数で何度も塗り固めてきている。なので凄く硬く、重いはずだ。その硬さと重さをしかっりとイメージする。重さは具体的に「何億トン」にしてもかまわない。
こうして、目に見えなかった感情(周波数)が、形と硬さと重さが有る実体へと変わる。それと同時にあなたの両手も強力な磁石になっていると思ってほしい。それを先ほどのイメージした実体に当ててみよう。するとボーリングの玉の「不安」は手にぴったりとくっつく。その手を前に引き出す。ボーリングの玉も一緒に外に出てくるはずだ。そして、その出てきたボーリングの玉を、まじまじと観察しよう。「ボーリングの玉の形で鉄で1兆トン」というようにイメージする。その時、脳はそれが現実なのか、想像したものかの区別がつかないので、リアルにイメージしているうちに、この物体と自分は別物だと認識するのだ。こうして、ようやく手放すことが出来るようになる。
・いきなり不安や恐怖を手放そうと思っても、それは本人と一体化しているので、手放すことが出来ない。しかし、このようにイメージして取り出し、意識的に見ようとすることで、これと自分は別物だと判断するようになり、その結果、手放すことが出来るわけだ。
・これを今から宇宙に向けて手放すが、その時に、このイメージした固まりのまま飛んでいくのではなく、手をポンッと上に上げると細かい砂の粒子になって、ザッと瞬く間に宇宙の彼方に吸い込まれていくところをイメージする。そして、それはすぐさま宇宙で浄化され、統合された綺麗なゴールドの光になって戻ってくるので、磁石で実体を引き出した箇所に深呼吸をしながら引き入れる。最後の一粒まで光の粒子を吸収したら、パタンと開いた箇所の扉を閉じるようにその箇所を両手で押え、大きく深呼吸する。たったこれだけで、ネガティブな周波数がポジティブな周波数に変換される。是非これを習慣にしてほしい。
・恐怖やイライラを感じても、それに形と硬さ、重さをつけて磁石で引き出し、宇宙で浄化する。そしてもともとの自分の高い統合された光に変えて再び自分に戻すことで波動のパターンを変えることが出来る。
・こうして地球の周波数を捉えるたびに手放していけば、あなたは着実に目を覚ますことが出来る。
・統合された光を何秒ぐらいで戻せばいいかと聞いてくる人もいるが、「統合する」と意図すればあっという間だ。それほど時間はかからない。
大切なのは手放すこと
・こうすることで、自分が使っていたフィルムを取り換えることになる。その結果として現実が変わり始める。
・問題や悩みの元の周波数を統合すると、私たちの雄大な宇宙意識に深く強くつながることになる。そしてネガティブな周波数が、調和、平和、安らぎ、喜び、豊かさ等のポジティブな周波数に置き換えられていく。
・使っている波動を変えてしまえば、瞬く間に現実も変わる。逆に波動を変化させなければ、どんなに現実を変えようと頑張っても、そこから抜け出すことは出来ない。
・覚えておいて欲しいのは、感情は玉ねぎの皮のように何層にもなっていることだ。上にある皮を何枚かはがしても、下に残っている皮がある。手放す周波数もこれと同じで、1つ手放しても下にあるものが浮上してくる。なので、根気よく手放す必要があるが、決して永遠に出てくることはない。
・とにかく手放すことが大切だ。それを繰り返すことで、ネガティブな感情は痕跡すら無くなっていく。その結果、フィルムは完全に入れ替わることになり、現実も完全に変わるのだ。
・現実は、このように簡単な仕組みで出来ている。だから現実を嘆く必要はない。不安に思ったり悲しんだりしないで「これは本来の私の波動ではない」と言いながら、手放していく。簡単なことだ。
・統合を続けていけば、確実に高い意識へとつながっていく。未来の可能性も高い視点から観えてくる。自分には絶対に出来ないと思っていたことが、可能な世界として視界に入ってくる。人、状況、チャンス、あらゆるものがピッタリと一番いい位置にはまってくるようになる。これを一般的には「奇跡」という。奇跡を体験したければ出てくる周波数を感じるのに使わないで、目を覚ますために手放すことだ。
意識は垂直軸に向ける
・量子力学の世界では、全てが波動で出来ているということが証明されている。物質の根源レベルである素粒子は、波のような動き(波動)を見せる。私たちの意識は、その波に影響を与えている。これは、意識を向けることで、波であるはずの現実という映像が固まることの証明だ。これを「水平軸」と呼んでいる。意識を向けたものが形になる。意識はそういう働きを持っている。
・つまり、水平軸に意識を向けると、そのままであれば本来の波に戻っていくはずの現実が、固まってしまうのだ。砂は元々はサラサラしているが、水を加えると固まる。そんなイメージに近いかもしれない。だが、これから目を覚ましていくのであれば、そのようなやり方はしないでほしい。意識は全部、水平軸ではなく「垂直軸に向ける」のだ。
・あなたの外側には雄大な宇宙意識が広がっているので、そちらの「垂直軸」の方向に意識を向けてほしい。それまで水平軸に意識を向けて「問題」として固めていたものは、意識をフォーカスしないことによって勝手に変化していく。つまり、今までは、「問題視することで問題をつくりだしてきた」のだ。問題視しないというのは、簡単なようでなかなか出来ない。
しかし、実際に問題解決しようと意識を水平軸に向け、波だったのもをわざわざ固めていたのだ。私たちはそういうやり方を通して、人間ドラマを楽しんできたのだ。
・本格的に目覚めることに取り組み始めた頃には、垂直軸を一日中意識していた。
人や状況を何とかしようとするのではなく、ひたすら自分に集中し、とらえたネガティブなバイブレーションを垂直軸に拡がる宇宙意識を意識して手放す、ひたすら捉えて手放すという繰り返しだった。
・波動を外せば外すほど、軽くなっていった。するともの凄い勢いで意識が拡大していき、宇宙まで出ていってしまったのだ。その時、宇宙は自分の意識そのものだということが、魂レベルでわかったのだ。ところがそのうち宇宙には枠がないので、怖くなってきてしまった。どこまでも無限に広がる宇宙に制限がないことへの恐怖を感じてしまったのだ。今ならその無限の豊かさこそが本来の自分の在り方であることを明確に知っているので、楽しむことができるが、当時は支えをなくしたように感じ怖かった。
2年間のチャンス
・皆さんも統合を進めていく中で、そういう拡大を体験することになると思う。そうなれば、今までのように現実というスクリーンに走り込んでいくことは無くなるはずだ。
・その時は自分の現実をつくりだす「創造主」の立場で、意識的に望む現実を創造し始めるようになる。
・目覚める人が増えるほど、高い周波数の意識が電波のように拡がり、多くの人の意識に変化を促すようになる。それは宇宙意識とのつながりをもたらし、これまでのひとりひとりの小さい頭から絞り出したものではなく、規格外の発想になっていくのだ。
・企画会議で宇宙意識で発想すれば、「何だその発想は?聞いたことも無いが、おもしろそうだからやってみようか」と評価されるような、ものすごいアイデアが生まれてきたりする。
・あなたがもし建築家だったら、横から積み上げる建築法を発明するかもしれない。エジプトやマヤのピラミッドも、人間のテクノロジーだけではありえない。つまり宇宙のテクノロジー、制限を超えた発想から建築されたものなのだ。
・皆さんが宇宙意識につながるということは、宇宙意識にある叡智や情報を使えるようになるということ。なので従来とは全く違う人生になるのは当然だ。
・あなたが心から結婚したいと思ったら、結婚出来ないほうがおかしい。恋愛も仕事も同じ。仕事で成功したいと思ったら、しないほうがおかしいのだ。なぜなら、全て自分が創っている現実だから。外の要因は関係ない。
・目を覚ましたいなら、出てくる地球の周波数を外して新たな次元に移行して、本当の自分につながるのだ。大きな周波数を外すほど、あなたの周波数は何段階も上がっていく。
・特に「恐怖」はチャンス。恐怖の周波数を外すと、大きく波動のレベルを上げるから。なので恐怖という感情が出てきたら喜ぶべきだ。
・恐怖はあなたが目を覚ましそうになると、立ちはだかる壁のように出てきて足止めする周波数だ。しかしそれを壁ではなく扉にして開いていけばどこまでも先に進むことが出来る。
・いずれにせよ、自動で目覚めることは無い。完全にあなた次第なのだ。自分で決めないことには何も起こらない。
・地球は変わろうとしている。目を覚ます方向に流れている。様々なシステムが崩壊して終焉した先には素晴らしい世界がある。