アミ 小さな宇宙人

「アミ小さな宇宙人」第13章 万物を生み出すエネルギー

「アミ小さな宇宙人」第12章 宇宙生命体への階段

第13章 万物を生み出すエネルギー

「ペドゥリート、どうしても好きになれない、愛せない人がいるって言ってたね」

「うん」

「愛せないって、悪いこと?」

「うん」

「どうして?」

「だってきみが、愛は法で、それが最高のものだって言っていたから」

「今、僕の言ったことは忘れて、例えば僕がきみをだましていたとか、間違っていたとか仮定して、愛の全然ない世界を想像してごらん」

 

アミにそう言われて、誰も全く愛し合わない、愛のない世界を頭の中に描きはじめた。

人々はみな、冷たく、お互いを信じ合わず、自己中心主義だ。愛がないからエゴに対するブレーキもない。全てみな、自分以外は敵であり、お互いにボロボロになるまで傷つけ合う・・・。

アミの言っていた、大宇宙の大災難をひき起こしかねないエネルギーのことを思い出した。

傷ついたエゴの自殺願望者がやけになり、ただ復讐のために”ボタン”を押す・・・宇宙が連鎖反応的に爆発してゆく・・・。

「もし、愛というものが全く存在していないとしたら、宇宙はありえないかもしれない」
と推測して言った。

「じゃ、愛が全てを創造し、反対に、愛の欠けたところには破壊しかありえないということ?」

「うん、そう思う」
そういう結論に達してしまったので、そう言った。

「宇宙は、誰がつくったの?」

「神がつくった」

「じゃ愛が宇宙をつくり、神が宇宙をつくったのだとしたら、神に愛があると思う?」

「もちろん!」

愛によって星や銀河や大宇宙を創造した、きらきらと輝いた人間のかたちをした素晴らしい神のイメージが浮かびあがってきた・・・。

「ひげはなるべく取るようにね」
とアミが笑って言った。

たしかに今度もまた、ひげをはやした人間の顔をした神であったけど、もう、雲の上でなく、大宇宙の中心にいる神だった。

「じゃ、神はたくさんの愛をもっているということが言える?・・・」

「もちろん、だから憎しみや破壊をきらうんだ・・・」

「うん。じゃ、神は宇宙を何のためにつくったの?」

しばらく考えてみたけれど、わからなかったので抗議して言った。
「アミ、ちょっとその質問に答えるには、僕、まだ小さすぎると思うけどね」

アミは、僕の抗議にとりあおうともせずに続けて言った。
「どうしてきみのおばあちゃんに、その”クルミ”をもっていってあげたいの?」

「きっと、おばあちゃん、食べたら美味しいって言うからね」

「おばあちゃんの口に合ったら、いいと思うわけ?」

「もちろん」

「どうして?」

「きっと気に入って・・・喜んでくれるから・・・」

「どうして、おばあちゃんに喜んでもらいたいの?」

「だって、おばあちゃんのこと、愛しているもん」

突然、愛の別の性格として、自分の愛している人の幸福を願うという気持ちがあるということに気がつき、自分でも驚いた。

「だから”クルミ”が気に入ってくれて、喜んでくれて、幸せに感じてくれるように?」

「うん、そのとおりだよ」

「神はなんのために人や風景や世界やその他、味覚とか臭覚とか色をつくったの?」

「僕たちが幸せになるように!」

と今まで知らなかったことがまたひとつわかって、よろこんで言った。

「そのとおりだ。じゃ神は僕たちを愛している?」

「もちろん、とても僕たちを愛している」

「じゃ、神が愛しているなら、僕たちも全てを愛すべきじゃない?それとも・・・」

「もちろん、神も愛しているから、僕たちも・・・」

「完璧だ。じゃ、愛よりも、もっとすぐれたものがあると思う?」

「きみが、それがいちばん重要なものだって言ったけど・・・」

「でも、僕が言ったことはみんな忘れるようにとも言ったよ。人によっては、思考のほうが愛よりも、上に位置していると考えている。その”クルミ”をおばあちゃんにあげるのにどうするの?」

「どうやっておどろかしてやるか考えるね」

「そのためにきみは頭を使うだろう。違うかい?」

「もちろん、そのためのプランを練るよ」

「だったら、きみの頭は、きみの愛のために役立たせるの?それとも、その反対?」

「よくわかんないな」

「きみのおばあちゃんが、幸せになるようにと願う元は、きみの愛なの?それとも思考なの?」

「僕の愛だよ!そこから全てが生まれている」

「そこから全てが生まれている。全くそのとおりだよ。だから最初に愛して、その次にきみのおばあちゃんが幸せになるように、きみの頭を使うわけだね。ペドゥリート」

「そのとおりだよ。僕の頭を僕の愛のために使うんだ。まず、最初に愛があるんだ」

「じゃ、愛の上には、何があるの?」

「何もない?」

「何もない」

アミは、輝いたまなざしを、僕に向けて言った。

「もし、神がたくさんの愛をもっていることが立証できたとしたら、神っていったいなんだろう?」

「知らない」

「もし、愛よりも、何かすぐれたものがあったとしたら、それは神のはずだろう?」

「うん、そう思う」

「愛よりも、偉大なものってなーに?」

「わからない・・・」

「愛の上に何があるって話したっけ?」

「何もないって」

「じゃ、神って何なのか?」

「あ!神は愛だ!きみは何度も言っていたし、聖書にもそう書いてある。でも僕は、神って、たくさんの愛を持った人間のようなものを想像していたよ・・・」

「愛をたくさん持った人間なんかじゃない。神は愛そのものなんだ。愛が神なんだよ

「アミ、僕、ちょっと、わかんない」

「きみに前に言ったけど、愛は力であり、振動であり、エネルギーであって、それらの量は、例えば、”センソ・メトロ(感覚計)”のような器械で、測定することができるって言ったの覚えているね」

「うん、覚えている」

「光もまた、同じように、エネルギーであり、振動なんだよ」

「本当に?」

「うん。X線も、赤外線も、紫外線も、そして思考も、みな異なった周波の”同じもの”の振動なんだよ。周波が高けりゃ高いほど、物質やエネルギーがより繊細になる。石と思考は、異なった周波の”同じもの”が振動したものなんだよ・・・」

「ふ~ん。で、その”同じもの”って、いったい何なの?」

「愛だよ」

「本当に?」

「そうだよ。みな、全て愛なんだ。全てが神なんだよ・・・」

「じゃ、神は宇宙を純粋な愛でつくったの?」

「神が”つくった”というのは、ひとつの表現であって、実際には神が、宇宙や、石や、きみや、僕や、星や、雲に”変化する”ことなんだよ・・・」

「ということは・・・僕も神っていうこと?」

アミは優しく笑って、こう言った。
「海のひとしずくが、例え同じ物質でできていたとしても、海だとは言えないだろう。きみは神と同じ物質からできている。きみは愛なんだよ。進歩が少しずつ、我々の真のアイデンティティである”愛”を認識させていくよ」

「じゃ、僕も愛なの?・・・」

「当然だよ。自分自身のこと、さし示してごらん」

「よくわかんない、アミ」

「僕、と自分のことを言うとき、自分の身体のどの部分を指さして言っている?”自分”と言って指さしてごらん」

自然に胸の中心を指さして”僕”と言っているのに気がついた。

「どうして、例えば、お腹や喉や額を、ささないのかな?」

胸以外のところをさしているのを想像したら、とてもこっけいに感じた。

「自分でも、どうして胸を指さしたかわからないや」

「なぜならね、そこに、本当のきみがいるんだよ。きみは愛だ。そしてそのハートの中に、きみの住まいがあるんだよ。きみの頭は、例えば、一種の潜水艦の”潜望鏡”のようなもので、きみに(と言って僕の胸をさして)外の様子を知覚させる役目を果たしている。その”潜望鏡”と内部にある”コンピューター”である頭脳のおかげで、ものごとを理解したり、生命機能を司ったり、手足は、ものを取り扱ったり、身体を移動させたり、でもきみ自身はここにいるんだ。

(ふたたび僕の胸を指さした)きみは愛だ。だから、どんなことでも愛に反した行いは、きみ自身に反した行いになり、愛である神に反したことにもなるんだよ。だからこそ、宇宙の基本法は愛であり、愛が人間の最高位のもので神の名を愛と言うんだ。宇宙の宗教とはまさに、愛を感じることであり、愛をささげること。これにつきるんだよ。これが僕の宗教なんだよ。ペドゥリート」

 

「今、やっと、はっきりわかったよ、アミ。どうもありがとう」

「感謝は、”生命の木”の十二の”果物”のうちのひとつだ」

「どうして、”生命の木”って言うの?」

「愛から全ての命が誕生するからさ。愛し合う。ってこと・・・聞いたことない?」

「うん、聞いている。で、その十二の果物って、いったい何なの?」

「真実、自由、公正、知恵、美が、それらの中に含まれている。その他のものも自分で少しずつ発見していくようにね。そして、それを実行するように心がけることだ」

「ウッワ!・・・なかなかやさしいことじゃないね」

「ペドゥリート。誰もきみに完璧さなんか求めていないよ。もっとずっと進化した、例えば、太陽の人たちにだってそんなこと、要求できっこない・・・ただ、神のみが完璧なんだ。完璧で純粋な愛そのものだ。

それに比べたら、僕たちはたんなる神聖な愛の火花にすぎない。だから、その純粋な愛そのものに少しでも近づくようにつとめるべきなんだ。自分自身になること、これが唯一、僕たちが自由を手に入れる道であり、それ以外の自由なんてありえないんだよ」

 

窓の外が、バラ色になった。

「着いたよ。ペドゥリート、見てごらん。窓のそ・・・」

円盤の中は、やわらかいバラ色、というよりも、明るいリラ色に染まった。とても、うやうやしいあらたまった気持ちで、心がいっぱいになった。

僕の頭が現実から離れ、どのようにして意識が変化していったかを説明するのは、とても難しい。

僕は自分自身がたんに今の、つまり、地球の子どもペドロというよりも、もっと、それ以上の何かに思えてきた。

僕にとってあの世界、あの瞬間は、全く未知のことでなく、もう以前に、なんらかの形で住んだことのある、知っている世界のように感じられた。

アミも円盤も全て消えうせ、僕ひとりきり、はるか遠いところからたどりつきつつあるあの瞬間・・・長いあいだ待ち望んでいたあの出会い・・・。

僕は、バラ色に輝いた雲のあいだから、ゆっくりと浮かんだまま下降していった。

太陽はひとつもなく、全てがおだやかすぎるくらいだった。

牧歌的な風景があらわれ、白鳥によく似た鳥がバラ色の沼の上を静かに舞い、リラ色の空は全てを染めていた。

沼のほとりには、緑やオレンジや黄色みがかったピンクなどの異なったトーンの草や歯草が生え、遠くの丘を小さな宝石のように輝いた、様々な色調をした木立ちや花がおおっていた。

そして、雲はバラ色からリラ色へと、微妙に色調の変化を見せていた。

この風景の中に僕がいたのか、それとも風景が僕の中にあったのか・・・ひょっとすると、ふたつが一体になっていたのかもしれない。

でも今でもいちばん驚いていること、それは、草花が、”歌を歌っていた!”ことだった・・・。

いくつかの花や草が横に揺れながら、その動きに合わせて調べを奏でている。

別の花は異なった動きをしながら、違ったメロディーを奏でている。

あの植物たちはちゃんと意識を持っていて、僕の周りや近くの丘を、歌ったり、揺れたりしていて、かつて一度も聞いたことがない程の見事なコンサートをつくりあげていた。

あれは全て完全に意識されたハーモニーだった。

水ぎわの上を浮かびながら通りすぎた。

何羽ものヒナを連れた上品な白鳥の夫婦が、敬愛のまなざしで僕を見て、長い首を優雅に曲げてお辞儀した。

僕も軽くだけれど、とても親愛の情を込めて会釈した。

両親がたぶん、テレパシーか何かで合図したのだろう。

子どもたちにも僕にあいさつするように命じたようだ。

ヒナたちも親の言うとおり首を曲げて僕にあいさつした。

とはいっても、親のように上品でも優雅でもなく、一瞬、バランスを崩したもののすぐ球衡を取り戻し、まるで一人前のように気負って、親の後に続いていった。

それは、僕になんともいえない、とてもやさしい気持ちを起こさせた。僕もわざと大げさにかしこまり、でも愛情をこめたあいさつを送った。

定められた出会いの場に向かい、ゆらゆら浮きながら前進した。永遠の時から定められた出会い”彼女”との出会い。

遠くの岸辺に東洋風の仏塔のような、つるだなのようなものが、浮かんで見えてきた。

日本風の屋根をしていて、それを何本もの細竹が支えていて、そこをつる草の青い花とバラ色の葉が、一面をおおって壁をつくっていた。

黒くみがかれた木の床の上には、太い縞模様のざぶとんが置いてあり、天井からは、小さな鈴虫籠と金かブロンズでできた香入れとが、ぶらさがっていた。

ざぶとんの上に座った”彼女”が、いた。とても身近に、限りなく身近に感じた。にもかかわらず、あれが、はじめての出会いだった・・・。

お互いに、まだ、目は見合わせずに、ただただこの最初の出会いの瞬間が、少しでも長く続くことだけを祈った。

何も急ぐ必要はなかった・・・なぜなら、この出会いを、何千年もの長いあいだ待ち続けていたのだから・・・。

彼女に向かっておじぎをした。彼女も上品に僕におじぎした。中に入って会話をはじめた。

でも、その会話は、言葉を通してではなく、デリケートな手や指のわずかな動きとテレパシーを通しての感情伝達から成り立っていた。

もし、言葉を通してだとしたら、それはあまりにも俗っぽすぎたろうし、熱望してやまなかったあの出会い、あの世界には、あまりにも不調和だったろう。

僕たちの愛は、言葉の会話では十分でなく、もっと別のコミュニケーションのかたちを求めていた・・・。

ついにまだ見ぬ彼女の顔を見る瞬間がきた・・・明るい青い肌をした、美しい東洋人の容貌をしていた。

黒い髪は、まん中から左右に分けてあり、額の中央にほくろがひとつあった。

彼女に限りない愛を感じた。彼女のほうにとっても同じことであった。やがて、クライマックスの瞬間が、やってきた。

僕は手をのばし、彼女の手に触れようとした。とたん・・・全てが消え去った・・・。

僕は円盤の中でアミのそばにいた。白く輝いた雲は、今いた世界から遠く立ち去っていることを示していた。

「(窓のそ)・・・・・・とを、見てごらん。
ああ
もう
戻ってきたね」
とアミが言った。

窓の外がバラ色になって、アミが”窓のそと”と言った”そ”と”と”のあいだの一瞬に起こったことだということに気がついた。

まるで、甘い夢から急に目ざめて、色あせた現実に直面して、当惑しているような不快さを感じた。それとも反対に、今が夢で、あれが現実だったのだろうか?

「もどりたい!」

アミが残酷にも彼女から引き離したんだ。そんなことしちゃダメだ。まだ現実に戻りきってない自分の上に、さっきの自分が重なっている。

一方では、九歳の子どものペドロであり、もう一方では、別の次元の何か・・・。
でもどうして今よく思い出せないんだろう?

「いずれもどれるよ」

アミの優しくておだやかな態度が、僕を落ちつかせた。

「今はまだだけど、いつか戻れる時がくるよ・・・」

やっと落ちつきを取り戻してきた。あの、何も急ぐ必要のなかった、感覚を思い出した。

また、戻れるということが本当であるということに気がついて、ホッとした。

少しずつ少しずつ、普段の自分に戻っていった。でも、もう別の次元の本来の自分の姿をほのかに見てしまった以上、けっして以前と同じ自分に戻ることはできなかった。

僕はペドロだ。でも、それは一時的であって、もう一方では、ずっとペドロ以上の何かだった・・・。

「僕はどの世界にいたの、アミ?」

「時間と空間の外に位置している世界・・・今のきみにとっては、全く別の次元の世界だよ」

「僕はたしかに、そこにいたんだけど、いつもの自分とは違っていた。何か別の、・・・もっと・・・」

「ある限界まで進歩をとげてしまった、おおよそ、2000度くらいの状態のきみの木来の姿をかいま見てしまったんだよ」

「で、それは、いつのこと?」

「何度も生まれては死んだ、ずっとあとの、別の人生のことだよ・・・」

「どうして、未来を見ることができたの?」

「全て書かれているんだよ。もう、すでに書かれているんだよ、”神の小説”にはね。ただ、何ページか先を、とばして読んでしまった、それだけのことだよ。死んでしまえば全てが終わりだという考えを、最終的に捨てるための小さな刺激が必要だったんだ。他の人にもわかるように、きみがそれを書くようにするためにね」

 

「あの女の子は誰なの?今でも僕たちは、とても愛し合っているように感じているけれど」

「神(愛)がきみのそばに、彼女がいるチャンスを、何度も与えるだろう。ときには、彼女とわかるだろうし、ときにはわからないだろう。全てきみの”胸の脳”次第だよ。ひとつのたましいには、他に決められた別のたましいがあるんだよ。ひとつのたましいだけでは、”半分”にしかすぎないんだよ」

「青い肌を、していたよ!」

「きみだって、そうだったよ。ただ、鏡にうつして見なかったからわからなかっただけのことさ」
とアミは、僕を見て笑って言った。

「じゃ、今でも青いの?」
と自分の手を、不安な気持ちで見た。

「もちろん、もう青くなんかない。彼女だって同じことだよ・・・」

「彼女は今、どこにいるの?」

「きみの住んでいる世界にいるよ・・・」

「つれていって、彼女に会いたいよ!」

「どうやって彼女のこと、思い出せるんだい?」

「日本人の顔つきをしていた・・・顔ははっきりと思い出せないけど・・・額にほくろがあってね・・・」

「さっきも言ったように、もう彼女はそうじゃないんだよ。今はごく普通のありふれた女の子にすぎないんだよ」

「アミ、きみは彼女のこと知っているの?誰だか知っているの?」

「そう急ぎなさんな。ペドゥリート。忍耐は平和の科学、内面の平和ということを忘れないでね・・・おどろきのプレゼントをときがくる前に、あけようとしたってダメだ。いずれ人生が導いていってくれるよ・・・神はいつも、全ての出来事の背後にいるんだよ・・・」

「どうやったら、彼女だってわかるの?」

「頭でも、分析でもない。ただきみのハート、愛を通してのみわかることだよ」

「でも、どうやって?」

「つねに自分自身を観察してみればいい。とくに、人と知り合ったときにね。でも、外面の容姿と内面とを、取りちがえないようにね・・・もうあまり時間が残っていない。きみのおばあちゃんはもうすぐ目をさますよ。帰らなければならない」

「アミ、いつ、また、戻ってくる?」

「まず、本を書かなくちゃ、そうしたら必ず、また、戻ってくるよ」

「”日本の女の子”のことも書くの?」

「全て書くんだ。でも、おとぎ話だっていうことを書き忘れないようにね」

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「アミ小さな宇宙人」第14章 掃還

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