宇宙人アミ2巻目「もどってきたアミ」から進化過程について述べている箇所だけをまとめました。
時間の無い人もこのページを見るだけで進化過程についてわかるように作っています。
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■科学や知識よりも重要なのは精神
科学の水準や知識よりも重要なのは精神の水準だ。
それが一番大切なものであって、それ以外のものはたんに手段であって目的じゃないんだよ。
つまり、科学は人々のよろこびのために使うものなんだ。最高の幸せっていうのは精神的なものなんだよ。
例えば社会的成功とか、金銭とか、物質を手に入れることができたとしても、精神的なものに対して全く無知で、
そしてハートに愛がないとしたら、その人の人生は物乞いをしている人よりもはるかにみじめだよ」
愛が幸福の泉だからさ
◆幸福とは
愛の贈りものを手にしているときには、たとえ物質的な富が少なくても、いつも幸福なんだよ。
もし愛だけ求めたとするなら、そのうえに、他のものも手に入れることができるだろう。
でも物質的な富だけを求めようとしたら、たとえ求めたものを手に入れたとしても、幸福は決して得られないよ。
だって、幸福とは愛の果実なんだからね。幸福は愛の力で勝ち取るんだよ
■物事にはタイミングがある
例えば・・・いつも闇の中にいる人に、沢山の光を見せるのは、決してよいことじゃない・・・。
目がくらんでしまって、まぶしくて何も見えなくなってしまうからね。
また、反対にいつも光の中にいる人に極度の闇を見せるのもよくないことだ。死ぬほどショックを受けるからね。
過度の闇と光はものを見るさまたげになるということさ。ときには、小さな子供にコウノトリの話をするのも悪くはないんだ・・・
ものごとには全て、それにふさわしい時機や年齢というものがある。代数を理解するにはまず、足し算、引き算を覚えないとね。
◆他人は鏡
多くの人が自分自身のことを素晴らしい人だと思いこんでいるんだよ。
自分の持っているいくつかの欠点を、全く直視することができないでいる。
その欠点は、ときにはとても重症だ。
でも自分では気がつかないその欠点を、まさに他人の中にみいだすと、その人を人一倍激しく非難するということがいつも起こる。
そして突然人からその欠点を指摘されようものなら、死ぬほどひどいショックを受ける。
いつも自分を美しいと思いこんでいた”みにくい幸せ者の小さな人”の話を知っているかい?
それまで一度も鏡を見たことがなかったんだ。そして、はじめて鏡を見たときから悲劇がはじまったんだ。
我々を愛からひきはなしている、エゴという自分の中のみにくい部分には、それをしばりつけている一番大きな本質的な欠点がある。我々にはいくつもの欠点があるが、その中で一番重症なやつだ。それががっちりとエゴを支えているんだ。
ちょうど土に埋まって外からは見えない木の根のように、自分で見つけるのはたやすいことではない。
他人のほうがずっと見つけやすい。でも他人からそれを知らされると、自分を美しいと思いこんでいたみにくい幸せ者の小さな人と同じように、我々のかわいそうなエゴはその支えを失って、我々は死ぬほどショックを受ける。
◆エゴがなくなれば純粋な愛に近づき幸せになるのでは?
まだひとりでは泳げない人からいきなり”救命具”を取ってしまったら、大変なことになるよ!
ある程度までの水準の人生において、エゴは一種の”救命具”のような保護者的な役目をしている。でももし、もっと上の水準に進歩したければ、その重い”救命具”つまりエゴのことだけど、それを一緒に持っていくことはできないんだ。まず、ひとりで泳ぐことを学ばなければならない。いつか、二者択一しなければならない時機というものが、やってくるんだ。
◆”泳ぐことを学ぶ”意味とは?
宇宙の法にのっとって生きることを学ぶということだよ。もし愛とともに生きていけるなら、他にはなにも必要じゃない。でも、まだ君たちは愛をどうやって手に入れたらいいのかも知らないでいる。
自己防衛の反応というのは”中傷” “不正” “侮辱” “非難”だけど、最初の一撃はすでに加えてある。
そのことを君はもう少なくとも自覚している。エゴのひと枝はもう折られている。いちど欠点を見て受け入れられたら、あとはそれと闘うことができるようになる。ときにはそれを受け入れるのに時間がかかるとしてもね。
こうやってだんだんと基本的な欠点には近づいていける。でも同時にひとりで”泳ぐ”ことも学んでいかないといけない。
■惑星の変化
近い将来、君たちの惑星には、いくつもの大変なことが起こりはじめる。
地質や気象・生物界の大きな変化、そして大異変や疫病、さらに数百万の人たちが感染して苦しむ新しい病気が生まれる。
ある程度の内的純潔さを保っていれば大丈夫だけど・・・
その要因はふたつある。まず第一は科学が自然破壊を引き起こす方向に使われていて、それがとても大きな不均衡を生み出していることなんだ。
さらには人々の発するマイナスの脳波。これが君たちの周囲を取りまく心理的エネルギー層にとても危険な状態で蓄積され、地球の住民たちに深刻な影響を与えている。
第二の要因は、直接人々には関係していないことで、惑星の自然な進化・発展によるものだ。
◆惑星の進化を阻むもの
本来、自然に進んでいくべき惑星の変化の過程というものが、人々のいだく邪悪な感情・思想や行為が原因となって、とてもせわしなく、早められているんだよ。人々が宇宙の調和に根ざした生き方をはじめない限り、ゆっくりと自然に進むべきこの変化は、非常に暴力的に破壊的になっていく。それでもまだまだ、沢山のことができるよ。人命が失われるのを最小限にくいとめ、全滅をさけるためにね。
◆それは世界の終わりということ?
あるいは始まりかもしれない。それは君たち次第だ。この最後の試練を乗り越えられなければ、このまま変わらなければ、それは終末を意味してくる。自滅ということだ。でも、全て神の望むように生きるようになれば、それは本当の天国の始まりになる。
◆宇宙文明の力で地球を自滅させないのは簡単では?
前にも言ったように、未開の文明に集団で公に干渉することは宇宙の法で禁止されている。
それは絶対に守らなければならない。
例えば、君たちの学校の上級生が、もし君たちのかわりに試験を受けてくれるとしたらどう思う?
もし上の学年に進級できたとしても、君たちは授業の内容を全く理解できないだろう。
そうしたら同級生だけでなく、学校全体のじゃま者になるだろう。
そして同時に、正々堂々と自分自身の努力で勝ち得たんだというプライドも全く感じられないだろう。
◆愛のバランス
自分自身に対する愛は、自分の幸福をさがすことにつながる。
他人に対しての愛は、他人に奉仕すること、他人の幸福のために働くことにつながる。
このふたつの力は、お互いにバランスがとれているべきなんだ
◆物事のバランス
世の中には、自分がやれることや、持っているものに対して、なんの価値もみいだせない人がいる。
また反対に、それらを実際以上に価値があると思いこんでいる人もいる。
その両者とも正しくない。
多くの人々にとって、ものごとの中にバランスのとれた中心点を見つけるのはたやすいことじゃないんだよ
◆自他のバランス
自分が楽しむことしか考えないことは一面では正しい。でもあくまで一面ではだ。
他人のことを全く忘れてしまってはいけない。
自分自身と同じように他人にも奉仕できる人は、最後には自分のことしか考えない人よりも、ずっと多くのよろこびを手に入れることができるんだ。
■他者への奉仕と双子の魂
君たちが自分たちの惑星の兄弟に奉仕しなかったとしたら、それはエゴのあらわれだ。
エゴイストはよい水準に達していない。よい水準に達していない人は、双子の魂に出会うことができない。
これはほうびなんだよ。より進んだ世界に住めるようになるのと同じで、それぞれが努力して勝ちとらなければならないものなんだ。もし君たちが愛に奉仕しなければ、その分だけますます運命は、君たちが出会いから遠のいていくように働く。
反対に他人に対してはやく役立つようになれれば、出会いはよりはやくなる運命にあるんだ
■アミの両親が教えてくれたこと
あなたたちの世界の平和と統一と愛のために戦いなさい。
沢山の困難や無理解が取り巻いているでしょう。
でも、宇宙最大の力はあなたたちの味方ですよ。
きっと、最後には種は芽を出し実を結び、平和と統一が実現するでしょう。
それからあなたたちの住んでいる物質世界の誘惑には十分注意してね。
どうして自分たちが未開世界にいるのか、そしてどこからきたかということをいつも思い出すようにね。
あなたたちの世界は幻想と嘘が支配しているわ。
あなたたちの魂が、はかないせつな的なもののほうに傾かないように。現実を、真実を、そして愛をいつも維持するように。
子供のように無邪気でいること、でも軽率でなく用心深くね。
無邪気さと用心深さ、そして平和と自衛の難しい均衡を保つように。それからあなたたちの幼い精神が、周囲を取り巻いている悪意に支配されないように。
だって、その精神を維持することが、あなたたちとあなたたちの世界を救うことになるんだから。
いたるところであなたがたを待ちぶせている悪から目をそ向けたり、騙されたり弱められたりすることのないように、救われるために必要な均衡を維持するように。
それらのために必要なのは”足は大地に、理想は高く、心には愛を”なのよ。
◆進化過程のブレーキ
その世界の進化過程にブレーキをかけている人たちはどこの未開世界にもいる・・・
拷問や銃や機関銃、そして沢山の人命を奪う原子エネルギー、破壊された自然や汚染された環境、餓死する人たち、現状を全く理解できないで眠っている人たち、偉大な、だけど愛に対してはほとんど無知な知識人たち。
◆危険な使命
ひとつの人生を奉仕のためにささげられるということは素晴らしいことだ。しかもそれが本当に必要な世界に。
この生まれ変わりの奉仕の人生は、”文明世界”のことをみな忘れて、愛の重要さまでも忘れての奉仕だ。
そのうえ、子供のときから、間違った教育や悪い習慣や迷信を教えこまれる。
それらが障害になって、ますます下に堕ちていきかねない、とても危険な使命なんだよ」
もし十分な強さが無かったら、とても危険だけど、いつも愛にしたがって行動していれば脱線するようなことはないよ。
◆一人ひとり全ての人に?
全ての物や人にコード番号と名前が銀河系の中心にある”スーパーコンピューター”につけられていて、なんでも知っている。
そして”親交世界”が未開世界をたえず監視している、もうひとつ別の大きな理由というのは”スーパーコンピューター”にデータを送ることなんだ。
◆みんな”リスト”に載っているの?
君たちの髪の毛の数まで数えられているよ、と言っても、警察のように監視しているということじゃなくて、保護のためなんだ。
ちょうどお兄さんやお姉さんが弟や妹を見守っているような感じだよ。
◆神は何をするの?
神はこの宇宙の全ての遊びを、宇宙を支配する法でデザインし、全ての物や魂に、基本的なエネルギーである神の愛の精神をそそぎこんだんだよ。
でも、そのあとのことは、神ではなく我々自身がしなくちゃならないんだよ。
◆どうして神は戦争や不正を許しているの?
神が許しているんじゃない。
戦争や不正を生み出し、そして、それを許しているのは神ではなく、君たち自身だよ。
“神はなにもしない、なにかしなくてはならないのは僕たちのほうだ”。
■双子の魂の結婚
未開世界では双子の魂どうしで結婚するというのはきわめてまれだ。
離婚は当たり前のことだし、不貞をしたり、一生のあいだに何度も結婚したりする。
そのうえ、彼らは、もしふたつの互いにおぎなうべき魂が出会ったときどうなるかということも、全く知らないでいるんだ。
◆双子の魂が出会った場合はどうなる?」
別の人とは一緒になれないんだよ
◆なぜ?法で禁止されているの?
そう、愛の法で。でも強制されたものじゃない。
ただ全宇宙のすみずみまでさがしてみても、双子の魂のかわりになる人は誰もいないんだよ。
■他人のせいにしない
地球では宇宙に向かって数百万キロもの距離を旅することができるようになった。
でも、ほんの数キロメートル皮膚の下、地球の内部のことがどうなっているのか、全く知らないでいる。
これと同じことが人々にも言えるんだ。いつも人々は自身の外部ばかりを見ようとしている。
決して自身の内部を見ようとしないんだ。
いつも、自分に起こるよくないことの責任や原因が必ず”他の人”にあると思いこんでいる。
内的存在を全く知らないでいるんだ。決してそれに注意をはらおうとはしない。
でも自分の運命をつくり出しているのは、自分の中のその”存在”なんだよ。
■世界は永遠の破滅寸前
さしあたって、まず第一に優先しなければならないことは君たちの惑星を救うことだ。
それが終わったら、今度は子供たちに十分食べ物が行きわたるようにし、戦争が決して子供たちをおびやかすことがないようにする。そうなったときはじめて、存在や宇宙や精神や科学について深く堀下げて考えるゆとりが生まれる。
今の時点では、もっと人間的な世界につくりかえるのにはもうすでに知っていることを実践するだけで、十分なんだよ。
このより人間的な世界を手に入れるための戦いに協力しないのは、その理由がいかなるものであれ、たとえ精神的なものであっても、エゴイズムのあらわれでしかない。つまり共犯関係にあるということなんだよ。
そう、だって”精神的(霊的)なもの”とは全て愛である内的存在のことを言うんだからね。
愛ゆえに、他人の苦悩に対して冷淡をよそおっているわけにはいかないんだ。
だから、精神性(霊性)とは、ただ、愛それだけを意味しているんだよ。
◆未開世界ではわかりきったことではない
沢山の人が、精神性(霊性)をただ複雑な頭脳訓練のことだけだと思いこんでいるんだ。
そしてまた別の人にとっては世の中に背を向け、苦しみの修行をしたり、禁欲したり、身体を浄化したり、祈り続けたり、なにかの信仰を持ったり・・・でもただそれだけなんだ。
いくらそんなことをしても、もし愛を忘れていたとしたら一文の価値もない。
もし、愛があるならそれらを無欲な奉仕に変えるべきなんだよ。
今、君たちの世界は絶滅の危機に瀕している。平和と統一のために働くこと以上に価値のある仕事はないんだよ。
◆最後の敵は虚栄心
なんだか自分が彼らより一段階上にいるような感じがした。
そう考えたとき、アミが言った。
完成に向かう道で、打ち負かさなければならない最後の敵は、全ての中でもっとも腹黒い。
その敵を見つけるのは簡単じゃないんだ、カモフラージュしているからね。
ちょうど、自分の身体の色を周囲の色と同じように自由に変えて、じっと動かずにいるカメレオンのように。
最後に克服しなければならない欠点はカメレオンみたいなやつなんだ。
それは精神的高慢さ、あるいは精神的エゴという、進化の道をかなり進んだと感じている人を襲うとてもやっかいなものなんだ。
とても見つけるのが大変なんだよ。でもその方法がひとつだけあるんだ
◆見つける方法って?
誰かに対して、軽蔑を感じるとき、その人のことを”精神的にあまり進歩していない”とさげすむ気持ちをいだくたびに、見つけることができるんだよ。まさに、そこにひそんでいるんだ。
精神的エゴは、ともすると自分を進歩しているかのように錯覚させるんだよ。
そして微妙に他人を軽蔑するようにさせる。
でも真実の愛は誰も軽蔑しない。ただ奉仕することを望むのみ。そこにとても大きな違いがあるんだ。
◆精神的エゴを沢山持っている人は、その分だけ軽蔑に値する?
“人を軽蔑する人は軽蔑に値する”。
それはちょうど、殺人を犯した人は殺すべきだとか、盗みをした人から盗むべきだとか、貧しい人たちには貧しさで持って罰するべきだとか、無知に対しては無知を、とかと言うのと同じなんだよ。
◆愛は誰も軽蔑しない
たとえ精神的な虚栄心を持っている人でもね。愛は理解力があるんだ。
奉仕することに努め、他人を非難しないようにすることだよ。
ちょうど父親が子供の小さな欠点を非難しないのと同じようにね。精神的な虚栄心は”700度”の段階に辿り着くための、ひとつの段階にすぎない。それに君のなにが、他人の精神的エゴを批判していると思うの?
それこそまさに君の精神的エゴじゃないのかい?
もし他人の非難すべき欠点を、克服できる欠点と見ることができるとき、君はもう綺麗な身になっているよ。
誰かに対して非難するようなものを持っている限り、まだまだ綺麗じゃないんだよ。
◆進化過程にブレーキをかけている人を非難するのはいけないこと?
世界の進化過程にブレーキをかけている人や精神的虚栄心を持っている人は、完成の過程において、上のほうにも下のほうにも多く見かけられる。我々はみな、人生という名の学校の生徒だ。
もし新しい世界をつくりたいなら、過去のあやまちを罰することをしていないで、新しいよりよい解決法を提出して、実現のために戦うべきなんだ。こうやって救済された世界が全て”親交世界”に入ってこられる。
■進化の水準
地球はちょうど第三から第四の進化水準に移り変わる時期にある」
第一水準の世界というのはまだ生命が誕生していない。
第二水準はもう生命は誕生しているけど、人類はまだいない。
第三水準になって、人類があらわれる。この水準が今、君たちのいる世界だ
◆第四水準とは?
その世界では、人類は統一されてひとつの大きな家族をつくり、宇宙の原理にそってみんなで生きていく。
でも、全ての世界がここにいたる試練を、うまくくぐり抜けられるわけじゃない。
それを試みる途中で自滅してしまう世界も少なくないんだ
◆なんの試練?
第四水準に入るために、それぞれの世界の人類が乗りこえなければならない試練だよ。
ある人たちは、その試練をくぐり抜けることができるけど、別の人たちには、くぐり抜けられないようにできている。
それはひとつの選択であり、淘汰なんだよ。
◆次の水準に上がるとき
【それと世界の進化過程にブレーキをかけている不正な人たちと一緒に平和な世界をつくることは不可能だってことと関係がある?】ひとつの惑星が、ある段階からその上の段階に移ろうと試みるたびに、それ以前には全く知られていなかった現象が引き起こされるんだよ。
それはちょうど世界全体をゆさぶるような、あくびをして伸びをするような感じだ。
それが新しい、より繊細で高いエネルギーと振動を生み、これらの放射がさらに二重の効果を生む。
ひとつはある人たちを狂気におとしいれる。
低い進歩過程にいる人たちは最終的に命取りになるようなミスを犯す。
ネガティブな人たちは、こうして自滅していくんだ。
また、一方ではこの新しいエネルギーは上の水準へ昇ることを可能にしてくれる。
それは、自分の進化にそぐわなくなった、有益でなくなった自分の子供たちを惑星が手放すようなものだよ。
◆地球で恐竜が滅びた原因は
あの巨大な恐竜や食肉植物がどうやって世界から消えていったのかわかる?
それはまさに人類があらわれたそのとき、つまり第二水準から第三水準に移り変わるときだった。
理論的にはもっとも強いものが生きのびることになっている。
たしかに恐竜は一番強かった。にもかかわらず、全滅してしまった・・・
◆どうして恐竜は全滅してしまったの?
爪や牙や筋肉は強かったけど、知性のほうがそれよりもすぐれているからね。
人類は肉体的にはずっと弱かったけれど、知性においてずっと勝っていた。強いほうが生きのびたんだ。
今、また同じ過程がくりかえされるよ。
今度は、筋肉よりも、知性よりも強いものが生きのびるよ。
◆それはなに?
精神の力(霊力)さ。愛だよ。それ以外はみな恐竜と同じような運命をたどる。
平和を求める力が一体となったとき、それは君たちの世界でもっとも堅固な力となるんだ。
これはたんに、君たちの文明を絶滅から防ぎうる力が他にないからにすぎない。
ビンカ、あまり悲観的にならないで。愛は必ず勝利を手に入れるよ。だって愛は宇宙最大の力なんだからね。
■内的存在に従う
執着から離れるということを学んでいかなければならない。
人生は、表面的に自分の欲するままに動くのではなく、神と完全に調和のとれた我々の内的存在、に従うということなんだよ。
◆外を崇拝してはいけない
どんな兄弟にも、たとえどんな直ぐれた上の兄弟にも、ひざまずいてはいけない。
我々は、神の前にのみ、ひざまずくことができる。
ただ、自分の心の奥底、孤独の中での内的コミュニケーション、つまり瞑想と祈りによって、はじめてその目に見えない存在にひざまずくことができる。
◆至高の神性と通じ合う
本当の自分、内的存在を忘れているんだよ
それが、我々があやまちを犯す原因なんだ。
そしてそのあやまちの代償を苦悩として支はらうことになるんだよ。
◆内的存在ってなんなの?
神性だよ。幸福の中心点とか無限の叡智といった感覚だ。
それが内的存在なんだよ。決して忘れないようにね。
いつも、君自身のその部分から離れず行動すれば、決してあやまちを犯すことがない。だから苦しむこともないんだ
◆自分の全てが愛と叡智
愛と叡智、わかったろう?だから、おぎない合ったカップルなんだよ。君たちの一人ひとりが神性の一部を明らかにするんだ
■誰もが愛
いつか表面に見えているもの以外のもっと向こうにあるものや、あるべき姿を見ることが出来る。
我々はみな思っている以上の、なにものかなんだよ。
誰もがみんな、輝いた存在なんだ。でもある特別な瞬間だけ、我々は自分や他人の本当の次元というものをとらえることができる。
とても悪い行動をとっていたから、君たちの内的存在がそのまちがっている行動を気づかせてくれたんだ。
君たちは自分たちの愛を守ることだけを望んだんだからね。
別れ別れにならないってことを。愛は暴力のもっとも大きな原因のひとつなんだ・・・
◆自己愛
愛ゆえに母狼は、自分の子に危害をくわえようとする者に対してより獰猛になる。
人間も、一般的に言って自分たちの愛のためには他人に対して残酷になりエゴイストになる。
こういった愛が戦争を生み出す。こういう愛が君たちの世界をとても危険な状態にしているんだよ
◆いつわりの愛
それも愛なんだよ。ただ低い度数の愛なんだ。我々はそれを執着と呼んでいる。
執着ゆえに、盗んだり、嘘を着いたり、殺したりする。生き抜きたいというのはひとつの愛のかたちだ。
でも、ただ自分自身や自分の家族、小さなグループや自分の属している団体や党や派閥に対してのみだ。
悲しいことに、そういった生き方のせいで、全ての人たちが命を失う寸前なんだ・・・それはみな過度の執着の結果なんだよ
世界の進化過程にブレーキをかけている人たちも、きっとそういう愛で持って行動している。悪意ではなくて・・・
そう考えられただけでも世界が変わる。ずっと高い視点だ。暴力で争っている党派を超えた高い視点だよ。
◆自分の属する派に傾くのは当然では?
それは低い水準の愛だ。執着だよ。自分の属する派とその他の敵対した派。
執着とは制限された愛のことだ。でも本当の愛に制限はない。_今日まで君たちの惑星の人は、執着を通して生きてきた。
でも、これからは第三から第四の進化段階へ通過できるよう挑戦しなければならない。
もし、どうしても生きのびることを望むなら、もう執着は乗りこえて、本当の愛にしたがわなければならない。
その他の方法はありえないよ。ただ、自滅が待っているだけだ。これが宇宙の法なんだ。
■執着を手放す
まだ分裂したままの状態の世界では、執着は、それなりの役目を果たしている。
でも、この分裂が人類全体の生存をおびやかさずに済むのは科学的な水準がそれほど発達していない状態のときまでの話だ。
そのあとの、ちょうど君たちの世界のような段階の場合には、そのエゴイズムを放棄するか、自滅するか・・・道はふたつしか残されていない。
不均衡でエゴイスティックな愛である執着を放棄しない限り、公正で平和な世界を建設することは不可能なんだよ。
◆どうして不均衡なの?
愛にはふたつの在り方があるんだよ。ひとつは自分自身に向かう愛、もうひとつは他人に向かう愛だよ。
空気が入り、出ていく。ちょうど呼吸と同じようなものだ。執着があるとき、はき出す空気の量よりも、はるかに多く吸いこむようなものなんだ。全て、みんな自分のもの、もっと自分へ、自分の家族へ、自分の党派へ。そしてその他の他人にはより少なく。これを不均衡っていうんだよ。
◆あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ
それが宇宙の法なんだよ。それを説明したかったんだ。それが本当の愛、均衡のとれた愛なんだよ。
他人のことも自分と同じ量だけ、同じように愛するんだよ。不均衡にならないようにね。
◆もし自分より他人のほうに向かってよけいに愛があるとどうなる?
やはり不均衡になる。ちょうど呼吸せずに全て空気をはき出すようなものだよ。数分後には死んじゃうよ・・・
■世界政府の設立
【ある惑星の映像を見せられて】
今、君たちは歴史的な瞬間に立ち会っている。
たった今、この惑星の世界政府が成立したところなんだ。各国から選ばれた代表者は普通の政治家とは違うんだ・・・
◆世界政府の代表者は?
宇宙計画の奉仕者たちだよ。
この世界では今、宇宙の法、神の法による統治がはじまったところなんだよ。
このグループは宗教界や精神界において活動するグループをはじめ、生態学者や平和主義者から構成されている。
彼らが、全ての文明世界で実践されている兄弟愛に基づく共同生活を提案したんだ。
そして人々が彼らの言うことを信じることにしたんだよ・・・もう他には全く選択の道がなかったんでね・・・
◆選択の道がなかったのはなぜ?
世界的な規模の経済恐慌があったんだよ。
それと並行しておびただしい数の核実験や環境汚染、そして地下資源の過剰乱開発。
生態系の不均衡が起きて、気候の異変が農産物を犯しはじめていた。
そして新しい伝染病やペスト、疫病、さらに世界各地で沢山の戦争があった。
社会システムの対立が原因で引き起こされた戦争もあれば、国境をめぐる戦争、異なった宗教間の戦争もあった。
全てのお金が戦争につぎ込まれ、飢餓や貧困、恐怖が世界中のいたるところに生み出されていた。
人々はもううんざりしていたんだよ。そんな世の中にね。
そしてこの集団狂気をなんとか食い止める可能性のある道が、ひとつだけのこされた。
そんなわけで、みんなの合意を得て平和的にそれをこころみることにしたんだよ。
■世界政府設立後の様子
【これからよく注意して見ていてごらん。一番いいシーンだ】
空に何千、何万という輝く飛行物体があらわれ、円を描いて炎のまわりをとびはじめた。
人々は感動とよろこびのあいさつを送っている。
いくつかの円盤は下降し、搭乗員が円盤からおりて、破壊と暴力を永久に放棄したその惑星の人々と合流してよろこびを分かち合っている。
【今ちょうど世界政府のあらたなる法が、執行されるところだよ】
空からの訪問者が拡声器を通して地上の群衆に向けて話しはじめた。
「この惑星のみなさん、今日の記念すべき行事は、宇宙からの建設的なインスピレーションの力を受けています。それはあなたがたのハートの一番素晴らしい部分に影響を与え、未来を救うための戦いを推進させました。あなたがたは自分たちのエゴイズムや無知や不信や暴力を克服しました。これは”宇宙親交世界”に仲間入りできる証でもあります。
これからはもう未来に、あなたがたの前に、苦悩は待っていません。宇宙の調和と合致した、愛によって統治されるシステムづくりができるよう、豊かな科学や精神上の知識を全てあなたがたに提供しましょう。そうするために我々はきたのです・・・」
人々は幸せいっぱいの表情で抱き合ったり、驚嘆したり、円盤のほうに両手を大きくひろげたりしている。
◆なぜここにいる人たちは、UFOの出現に恐怖心を抱いていないの?
とても簡単なことだよ。前もって情報は知らされていたんだ、この惑星にいる我々の仲間によってね。
愛によって動いている全てのグループや団体は、我々の存在と援助のことを知っていて、人々が全ての武器を無くし統一を果たしたあかつきには、自分たちの兄弟にあたる宇宙人の円盤があらわれるという我々のメッセージを、預言として人々に説いていたんだよ。
そのおかげで、ここの人たちは世界主義的な意識をじょじょに受け入れつつあったんだ。
だから、君たちの使命というのは、とても重要なんだよ
◆細胞の老化からの脱却
いちど、ある未開世界がそれを脱して”親交世界”に入ると、その人たちは永遠に生き続けられるんだよ・・・」
とてもびっくりするだろうけど、これは本当のことなんだ。我々の科学と精神界における発見が、細胞の老化を食いとめることを可能にしたんだ。”親交世界”に入れば、その知識全てを受け取ることができるからね
◆更に進化した世界に行くには
全ての人が、永遠に自分の細胞が老化しないことを望んでいるわけではないんだ。
なかには、他の人よりもはやく進歩する人もいる。
そうなると今まで住んでいた世界が”小さく”なるんだ。
もっと上の世界に行かなければならない。
それには今まで使っていた身体を返さなければならない。
その身体のまま行くわけにはいかないから、古い身体がもう使えなくなるまで老化させる必要があるんだよ・・・
◆死ぬまで?
身体だけね。”親交世界”の人たちは、肉体からはなれても目ざめたままで、どうやったら意識を持続させることができるのかを、ちゃんと知っているんだ。
こうして、意識も記憶も失わない状態で、古い身体から新しい身体へと移るんだよ・・・
永遠の命というのは、”親交世界”の文明にたどり着いた人たちにとっては、はっきりと保証されている事実なんだよ
◆保証されている?
それには君たちの世界の”聖書”を正しく解釈できなければならないんだ。
そこには永遠の命が約束されているだろう、ある人たちの・・・
◆死とはどういうこと?
死なんて、どこにも存在していない。神がそんなことを許すほど悪だと思っているの?
ただ状態の変化があるだけで、魂は永遠なんだ。
未開文明の人たちは前世の記憶を維持したまま肉体が変わるということを許されていない。
それが”死”という幻想を生み出すんだ。でも”文明世界”の人たちはみな過去の経験をはっきりと覚えているんだよ
◆上の世界には必ず行く必要がある
そのとおりだよ。でも、繰り返すけど、それは自分で手に入れなくっちゃならないんだ。
努力なしにはなにも手に入らないからね。
美味しい果物は種をまかなければ収機できない。
◆”文明世界”には、個人のプライバシーを軽視しているという罪がある
僕には他人が考えていることをキャッチできる。
君たちは未開人だから、考えるときにものすごいボリュームの雑音を出す。
ボリュームをいっぱいにあげたラジオの音を聞かないでいるというのは優しいことじゃないよ。
まだ君たちは自分の思考を鎮めるってことを学んでいない。
もし、その方法を我々が知らなかったとしたら、どうなると思う?
テレパシーが発達しているから、聞こえてくる不協和音だらけでもう耐えられない状態になるよ。
だから、我々が君たちの世界で仕事をするときは、その”雑音”が少ない場所を選んで、そこを経由するんだよ
◆地球のどの場所が思考の〈雑音〉の少ないところなの?
惑星という巨大な有機体の中では、より繊細な部分があるんだよ・・・
◆全ての場所がみな同じじゃないの?
髪の毛の細胞と脳細胞は同じじゃないだろう?それと同じように惑星にも特別なところがある。
その地点はエネルギーの放射が他の場所に比べてずっと繊細なんだ。
そこに住んでいる人は”雑音”がより少ない。
だから、我々にとっては、その地方を経由するほうが望ましいんだ。
◆感動も雑音をたてるの?
ネガティブな感動や、コントロールできない感動も、最悪の”雑音”の原因だ。
■ひとり一人が想像する世界に住んでいる
“想像と現実を混同するのはよくないことだ”。
でも、アミは”人はみな、一人ひとりが自分の想像しうる世界の中に住んでいる”と言った。
そしてまた、こうも教えてくれた。
“自分の魂が想像したものは全て、実現可能なことだから、努力と持続と信念を持って実現すべきだ”と。
武器が支配している、かたく冷たい世界を信じるかわりに、僕は愛が支配している世界を信じる。もし同じ夢を見る人が沢山いるなら、きっとそれは実現するにちがいない。大人たちの嘲笑や武器や”そんなことムリだよ・・・”のセリフは、大人たちに任せておけばいい。
子供のハートを持った僕たちは、あのくまん蜂のようになろう。あのまるまる太った重い身体に小さな羽じゃ、航空力学の常識からすると、決して飛ぶことができないという。それは科学的に実証されている。。でも、科学者の言うことなど全く知らないその無知な虫けらは、無分別に、そして大胆に大空に身を投げる・・・そして全ての蜂の中で、もっとも上手に空を飛ぶという・・・
ひと握りの”くまん蜂”の精神で、小さな子供は断崖から落ちずにすむ。少なくとも僕のおとぎ話の中では・・・
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