宇宙人アミ

「アミ 3度めの約束」からわかる【シャンバラ】 まとめ記事

宇宙人アミ3巻目「アミ 3度めの約束」からシャンバラについて述べている箇所だけをまとめました。
時間の無い人もこのページを見るだけでシャンバラについてわかるように作っています。

目次
  1. ■古い言い伝えの中に出てくる訳とは
  2. ■シャンバラで行われていること
  3. ■それぞれの基地の目的
  4. ■シャンバラの役目
  5. ■シャンバラで働いている人
  6. ■シャンバラのシルク
  7. ■地球の愛の成長を助けることが大切

■古い言い伝えの中に出てくる訳とは

シャンバラはアガディールとかアガルティと同じように、古い言い伝えの中に語られている。

【どうして秘密の基地なのに、古い言い伝えの中には出てくるの?】

言い伝えの多くには、人類が叡智の道をたどるための真実が、そうとはわからないかたちで隠されているんだよ。

我々自身意識的に、言い伝えの中にその証拠を残したりもした。おとぎ話めいているけれど、ほんとのことのようでもあり・・・

ちょうど君たちが書いている本みたいな感じにしたんだよ・・・

■シャンバラで行われていること

むしろ寺院とでも呼んだほうがいいかもしれないね。

あそこでやっているのは、寺院のなかで行われている仕事とよく似たところがあるんだ。

つまり、もっとも高い水準の、精神的で霊的なエネルギーを発生させているんだよ。

地球の視点から離れて、つまり個々の宗教システムにとらわれない視点から考えると寺院の目的は、やっぱり霊的なエネルギーを発生させることにつきるんだよ。

たとえていうなら、電気のようなものだよ。

だって、それが原子力発電所からこようと、風力発電所からこようと、水力発電所からこようと、電気がつけば、電力がどこからこようと、たいして重要なことじゃないだろう。

■それぞれの基地の目的

未開世界には、目的ごとに違った基地があるんだよ。

たとえば社会と政治の進歩に関して監督している基地もあるけれど、それとは別に、生物の進化に関して監督していたり、文化や科学技術の発展を助けたりしている基地もある。

地球人類の精神の進歩を監督する仕事は、ここシャンバラが中心になっているんだよ。

■シャンバラの役目

ここは水晶でできた、この惑星最大のプラットホームなんだよ。

とても繊細な働きをする水晶で、脳の振動を集中させたり、増幅させたり出来るんだよ。ここにいる人たちもやっぱり、地球人類が精神や脳で高い振動を生みだせるように、いろいろと仕事をしているんだ。

そういったエネルギーは、ここから地球のあらゆるところへと送られているんだよ。

この中では精神的な、霊的なエネルギーを高揚させる仕事をしている。

そのエネルギーの質は、我々の身体と精神状態で決まるんだ。

ここまで上ってくるのに、心や身体のコンディションが十分でないのがわかれば、中に入ったところでしかたがない。

だって、高い霊的エネルギーを放射することができないからね。

■シャンバラで働いている人

ここで働いている人たちは、地球人類にたいして大きな責任を負っている。

だから仕事をするときには、自分の心や身体のコンディションをベストの状態にしておかなければならない。

この階段はそのためのものなんだ。この階段を昇れば、自分で自分のコンディションを”測定出来る”んだよ。

もし上っていく途中で気分が悪くなったりしたら、その日はいったん上りきったあと、中には入らずにそのまま帰って、あらたにベストコンディションの日を待てばいい。

頭と身体の状態がよければ、すこやかな精神状態は保証されている。

我々の身体っていうのは、我々の魂の状態を三次元化したものなんだからね。

■シャンバラのシルク

私はここで生まれた、何代もの私の先祖たちと同じように。

そして君たちがすでに目にした私に似たあの者たちも、みんな地球人なんだよ・・・

【あの人たちが地球人だって?だってあんなに進化してるのに?・・・しかも僕たちの地球に、何代にもわたって生き続けてきてるなんて!】

でも、ここにきている兄弟たち全員が、ここで生まれたわけではない。

ここには一時的に滞在している者もいる。彼らは、私達が大昔にあとにした、遠い世界からきているんだ。

◆シルクの話1 銀河系に生命を誕生させる任務

“君たちのような世界に住んでいる人たちの中で、砂漠とか人を寄せつけない寂しいところへ、自分たちの家族をひきつれて移り住んでいく人たちがいる。

彼らはまず、その地に水をひき、穀物の種をまき、動物を飼育し、子供を増やしていく。

そして、労力と時間をかけて、住めるような場所をつくりあげていく。

もっと後になってから、その近くに別の家族が住みはじめる。

だんだん人が増えてきて、村ができ、町が、そして都市が出来る。

以前には全く何もなかったところに、沢山の人が住める都市をつくりあげた。彼らは開拓者たちだ。

そうして、国家ができあがってくるにつれて、政府は、たいてい人の全く住んでいない地区の開拓を進めるために、資金を出して開拓者を援助したりするものだ。

国は大きくなればなるほど、もっともっと大きくなろうとするものだからね。

これは人生に、人間の心に内在している傾向だよ、より大きく、よりひろがるように、より多く手に入るように、より完璧に、より住みやすくなるように。

それから自分たちの子孫にとっては勿論のこと、それ以外の人々にとってもますます住みやすくなるような可能性を残してあげるために。

文明世界の宇宙親交は、もっとも高い階級水準の意志にしたがって、全ては神聖なる計画のもとに、数百年もの昔から、沢山の星々に生命の種をまいてきたんだよ”

◆シルクの話2 宇宙親交に入る条件

“宇宙親交は、さまざまな種の知的な人類からなりたっている文明なんだよ。

その中には、ずっと古い昔から我々と同化している種もあれば、同化してまだ歴史の浅い種もある。

全ての文明が、進化したと認められるための条件を満たして、一定の基準まで達したときには、我々のメンバーとして迎えられるんだよ”

この条件については、アミがいちばん最初の旅で教えてくれた。宇宙親交の仲間入りをするには、国や国境をなくし、全ての国家や民族がひとつにまとまる段階に達しなければならない。

つまり、その惑星全体が、世界政府によってまとめられたひとつの国に変わらなければならない。

でも、それは惑星の独裁政府というのもひとつの世界政府といえるけれど、宇宙親交の望んでいる世界政府とはまるで別ものだっていうことだ。

本当の世界政府は、宇宙の基本法(つまり、普遍的な愛)にぴったりと適合していなければならない。

そして、それがもし実現できれば、もう不正も苦悩もなくなるから、そのときはじめて、その文明は宇宙親交のメンバーとして受け入れられるということを、アミははっきり言っていた。

◆シルクの話3 惑星開拓

“そうして受け入れられた文明は、宇宙親交の援助を受けながら進歩、発展していき、ある水準に達したときには、任務を与えられるようになる。

今度は自分たちが、まだ知的生命のいない世界の生命を改良し、援助していくんだよ”

“任務にあたって銀河系当局は、そこで働く種にふさわしい重力をもつ、若い惑星を割り当てる。

彼らは基地をつくり、それから数千年、数万年もそこに住むことになるんだ。君たちは、我々と違った時間の観念を持っている。

数百万年前、私の民族はこの世界にやってきた。最初に軌道(に乗った)基地をつくり、そして地底都市をつくった。

そしてここに移り住み、そこからはっきりとした目的のもとに、生態系を改良する仕事にとりかかったんだ。

もうすでに生存していた種に変化をあたえたり、新しい種を我々の遺伝子研究所で創造したり、別の世界からつれてきた種を地球の環境に適応させるようにしたり、それから気候や海にかかわるものにも手を入れたりした。

我々の民族はもともとは宇宙からきたけれども、私をはじめ、ここにいる大部分の人たちは、この惑星に何世代にもわたって長く住み続けている家系に属している。

だから自ら切り開き、たがやし、暮らしている農場を農民が愛するように、この地球をとても愛しているんだよ。

なにより、この美しい世界は、我々の先祖やその子孫、つまり我々自身が住んでいるところだ。

だから我々は、自分たちを地球人であると心から思っている。我々のほうが君たちよりもずっと長くこの地球に住んでいるんだからね”

◆ダーウィンの進化論

【シャンバラのシルクは地球の生物の進化に干渉したって言っていたけれど、ダーウィンの理論はどうなの?とアミに聞いてみた】

自然の進化というのは事実だよ。

でも、期待している結果を生むためには、はっきりとした目的に導かれていなければダメだ。

君たちの世界の、遺伝子研究所で進められている研究と似ているよ。

たとえば、ある種の特性を持ったリンゴとかウサギを生みだしたいと思う。でも、進化がひとりでにおこなわれるのを待っているわけにはいかない。

だって、必ずしも期待しているふうになるとはかぎらないんだからね・・・

◆シルクの話4 人類は遺伝子で誕生した

“そうやって、サルの進化を手助けしたんだよ。

なぜなら、人類の祖先となるのはサルなんだからね。

現在の人類は、交配によって創りだされたんだよ。

我々の研究所で、地球のサルの遺伝子と、よその惑星からやってきた我々の遺伝子とをかけ合わせて”

あれを聞いたときは、全身ゾッとした。彼らが僕たちを創りだしたんだ・・・自分たちの遺伝子を使って!

◆シルクの話4 人類には動物と星の本性が共存している

“そして新しく誕生した人類がちゃんと生きのびていけるように、ウマだとかラクダだとかゾウだとか、ニワトリやイヌといった、あとあと人類の役に立つような動物たちを創ったり改良したり、米や麦やトウモロコシや、いろいろな果物を創ったりしたんだよ”

“現在の人間は天と地の子であるんだよ。だから、ときには人間以下のようになり、ときには超人間的になる。動物的な本性と星の本性とが共存しているんだ。”

◆シルクの話5 地球人を創造した目的

“地球の人間を創造した目的は、新しい種の人間を創り、のちに、その人間が親交に入れる水準まで進化したときに、それに協力出来るようにしてもらうためだ。

君たちが考えるように〈宇宙大戦争〉に協力してもらうためではなく、数えきれない文明化のための仕事や銀河系生命の改良に協力してもらうためなんだよ。

ひとたび同化してしまえば、宇宙親交から科学的、技術的、精神的な援助が受けられる。

そうするともう、苦悩や不安や死を永遠に過去のものとすることが出来るんだよ”

◆全てが繋がり理解できた

まるで目からウロコが落ちるように、全てが理解できた。

アミがやってきたこと、僕が本を書いたこと、”救済計画”、宗教の本当の意味、そのほかの全てのことがわかった。

◆古代インカ民族

アミが旅立ってしまったあとも、その”援助”のおかげで、古代インカについて知ることができた。

古代インカ民族のしていたことと、シャンバラのシルクが言っていたこととは、完璧に合致していたように感じた。

彼らの文明は、南アメリカに住んでいたほかの先住民よりも、はるかに進んだものだった。

そして、人生をもっと高い視点から(より賢明な、自然や宇宙の法とより深く同化した、全く別の方向から)見る方法をとっていた。

だから、他の征服者たちみたいに人々を力でなぎたおしたり、支配したりするようなことは、いっさいしなかった。

インカ帝国を大きくしていく過程で遅れた民族に出会えば、保護と文明化の教えをさしだしこそすれ、彼らを奴隷化したりはしなかった。

そのかわり、彼ら自身で平和的に、帝国への統合を果たすように求めた。

こんなふうにして、インカ民族は南アメリカのかなりの部分をかかえこむようになった。

そこにはまるで不正というものがなく、なにより帝国のやり方は、独裁政治のそれでも圧制政治のそれでもなかった。

一人ひとりの民は、手厚く幅広く帝国から保護されていて、多くの歴史家たちは、インカ帝国で機能していたシステムにくらべると、同じ時代のヨーロッパの国々の社会保障は全く遅れていた、と言っている。

◆現在の地球人は未開人

そんなインカ民族であっても、アマゾンのジャングルに住んでいるような部族までを同化することは出来なかった。

なぜって、そうした人々があまりに原始的な水準にあったからだ。

そして現在の僕たちは、ちょうどそのアマゾンの未開人のような状態なんだ。

だって、全てを兄弟のように仲よく分け合うその高度なシステムに同化するには、僕たちはあまりに利己主義すぎるからね。

でももし、それまでに自滅しなければ、僕たちが進化した世界の、つまり宇宙親交の一員になることは、必然の運命なんだ。

だって、その目的のために、僕たちは創造されたんだから。

◆シルクの話6 個人の内的成長が人類全体の進化につながる

そしてシルクは、僕たち一人ひとりには、僕たちの種の進化のために割り当てられた責任があり、そのために、一人ひとりが自分の劣った部分を乗りこえることが、どうしても必要になってくると言っていた。

それはあくまで個人的な仕事で、個人が内的成長をとげるために努力することによってのみ、人類全体が進化していけるのだということを、とくに強調していた。

それから僕たちが今、進歩発展のとても特殊な状態にあるということも。

つまりそれは、人類のはじまりの時点から現在までずっと続いていることだけど、僕たちの動物的本性が、星の本性の高い精神レベルより上に立ったままでいる限り、僕たちの文明の麻痺は、もう疑う余地もなく目の前にせまっているって。

なぜなら僕たちの今の世界は、国どうしがこれまでになく依存し合った関係にあって、大災難をひき起こすのに十分なレベルにまで、つまり惑星の生命をおびやかすほどに、テクノロジーが発達しているからだと言っていた。

◆シルクの話7 地球破滅時の人類救済を引き受ける

それから、自分たちを知的とみなしている種は、すでに手にしているテクノロジーを僕たちの惑星や文明を守り、よりよくしていくために使うようにすべきであるということ。

そうすれば直ぐにでも、あらたな全ての人々にとって平和な世界をつくりあげることが出来るのだそうだ。

そのあとで、アミがいちばん最初の旅のときに言っていたことと同じことをつけくわえた。
つまり、膨大な数の人命が奪われる、その大災害がもし起きた場合、彼らは新しい人類としてスタート出来る進化水準に達した人たちを救出し、保護することを引き受けるということ。

◆シルクの話8 不安や恐怖のネガティブ情報の種はまかない

そして、できればその大災難は起こらないほうがいいし、そのためには意識に目覚めた人たちみんなが、自分自身で努力するのは勿論だけれど、周囲の人たちにも光をひろげるようにしなければならない、とも言っていた。

それから彼は、僕たちに自分が人類の進歩に奉仕していると信じこんでいる、少なからぬ人たちのように、”黙示録の預言者”や”死の使者”にならないようにと、とくに注意強調していた。

実際、彼らがやっていることは、不安や恐怖や絶望の種をまくことであり、人々の恐怖心を無意味にあおる”メッセージ”をひろめることであり、それは人類の頭脳の質をさらに低下させるだけのものだから、救世の望みは、ますます小さくなっていくことになる。

◆シルクの話9 一人ひとりが愛の使者に変身するべき

シルクが、”もう、時間がない”と言った。

そしてシルク自身、言っていることのつじつまが合っていないような気がした。

だってその言葉自体、彼が、”死の使者”であることを示しているように思われたからだ。

でも、シルクが言いたかったのは、僕たちにはもう、ムダにしている時間はないのであって、これまでは、内面的にも外面的にも事態を真剣に変える努力をしないまま、なんとかやってこられたけれど、これから先は一人ひとりが”愛の使者”へと変身するべきであり、それを自分の人生に反映していかなくてはならないということだった。

◆シルクの話10 愛の使者らしいふるまいが出来ない3つの理由

その点に関して、僕はあまりいい気持ちがしなかった。

だって、崇高なことをたくさん知ったにもかかわらず、僕は結局、他の子供たちとなんら変わるところのない、ごくごく普通の子供のままだったからだ。

勿論悪い子じゃないけれど、愛の使者らしいふるまいをしてこなかった。それが出来なかったのには、三つの理由があった。

第一に、僕にはその能力がなかった。きっと僕の”愛の度数”は十分な水準に達していなかったろうし・・・

第二に、仮にその水準に達していたとしても、学校や近所の子供たちとはっきり違ったような行動はとれなかった。だって、もしそんなことをしたら、絶対みんなにからかわれて、いたずらやいじめや悪い冗談の対象になっていたことは間違いなかったし・・・

考えただけで、僕、そんなの嫌だ。だから、だいたいみんなと同じような行動をとっていた。そしてそれは、愛の使者のふるまいからは、ずっとかけはなれたものになっていた・・・

第三に、あれほど崇高な人たちと知り合ったということが、一方では僕を傷つけた。だってそのときから、僕たちの仲間のちょっとした欠点を、僕は彼ら自身より先に、直ぐ発見することが出来るようになったからだ。

それは、僕のまわりの人たちと文明世界の星の人たちとを、どうしても比べてしまうからで、それがときに、僕の心を閉ざすことにもなった。

こうやって、僕は情深い優しい人となるかわりに、反対の人になった。それなのに、自分の欠点を発見するための、そうした能力は得られていない。それをアミが気づかせてくれた・・・

◆シルクの話11 人生で一番大切な目的は愛の成長に奉仕すること

“君たちは、現在のあやまちも過去のあやまちも、毎日少しずつ乗りこえていかなくてはならない。

それは原点に立ち返ってはじめることによってのみ、出来ることなんだ。

つまり君たちの人生のいちばん大切な目的をはっきりとさせることであり、その目的とは、愛の成長に奉仕することにほかならない。

愛の成長に奉仕しているということは、いつも頭の中にはっきりとやきつけ、心の中に生き続ける感動として、決して忘れることがあってはならない。

そうして、はじめは君たち自身の内面から、そのあとで君たちのおこないを適応させていき、やがては君たちが時間の全てを使って、愛の成長に奉仕出来るようになるまで・・・よりよい人間に変わっていけるまで、君たちはこのいちばん大切な目的にそって努力していかなければならない。

でも、くりかえすようだけれど、その仕事は少しずつおこなわれるべきものであって、まずは欠点のひとつからはじめて、だんだんと別の欠点へとうつっていくようなやり方をしなくてはならないんだ”

◆シルクの話12 人類に必要なエネルギー

シルクは、人々が苦悩することも、大量の死者を出すこともなく、僕たちの惑星がよい方向に変化していく可能性は残っていると言った。

でも、これはいつもしっかりと自覚しておかなければいけないけれど、”もう、時間がない”。つまり、もう僕たちは時間をムダにできないということだ。

それから、喜び、健康なユーモア、楽天主義、希望、責任、悪意のない魂、信念、許し、隣人への助け、本物の愛などが、ますます必要不可欠なものになっていき、それが人類にとって、そして一人ひとりにとって、高い水準の存在へ移るのに必要なエネルギーになると言っていた。

反対に、どんなものであれ、恐怖、絶望、堕落などの種をまくものからは、距離をおくことが必要だとつけくわえた。

そして自分たちの性格上のおとった部分にたいして、もう少し自分自身厳格になるべきであり、友達や指導者を選ぶときにも、もっと厳しく判断すべきだということだ。

◆シルクの話13 追放するべき欠点

最後にシルクは、次にあげる欠点は、どんな犠牲を払ってでも自分たちの中から追放するべきで、もしそれらの欠点が大きければ、新しい世界の一員になることはできないと言っていた。

それは、羨望(ねたみ)、利己主義、暴力、物質主義、人の不幸を望むこと、(知的、感情的、物質的、性的なことにたいする)無責任、恩知らず、不機嫌、それから僕たちの全ての宗教が、そのおきての中でいましめていること。

僕はねたみと利己主義が最初にあげられていたことに、とても興味をひかれた。だって僕たちにとって、それはとても日常茶飯なことだったからだ。

新しい世界の土台を固めるときには、今シルクが言ってたような悪い種をまくことは許されない。

だって、そんなものは、人類家族の分裂を引き起こすばかりだからね。必要なのは、それとは正反対のものなんだからとアミが説明してくれた。

◆シルクへの質問

【あなたたちが僕たちの創造者なんですね?】

そのとおり。でも、我々は君たちを、自分たちの子供のように思っているんだよ。

【あなたたちの半分の遺伝子しかもっていないのに?】

子供は誰でも、その父と母の遺伝子を、それぞれ半分ずつしかもっていない。

だから我々は完全に、君たちのことを自分たちの子供だと思っているよ。

【地球の全ての人種、もともとのルーツは、あなたたちなんですか?】

もちろん。

【どうして、こんなに違いがあるんですか?】

それは表面的な違いでしかないんだよ。たんに皮膚の色が違うとか、その程度のものだ。

そうした違いは、少しずつつくられていったんだよ。最初のころ、人間たちのグループはそれぞれ遠くはなれたところに暮らしていて、お互いの交流がまったくなかった。

そうして長い時間がたつうちに、それぞれの環境状態や遺伝の法則が作用して、民族ごとの顔だちの特徴や考え方の違いができあがっていったんだ。

でも結局は、地球上の全ての民族は、みな同じ起源をもっていて、ひとつの人類家族を構成しているんだよ

【どうしてあなたたちは僕たちよりも背が高いんですか?】

それは人間の表面的な違いと同じことで、ほとんど重要ではない。

身体の大きさと進化水準とは全く関係がないんだ。

もしそうだとしたら、恐竜は大変なインテリでなくてはならなかったろう。

でも実際には違っていた。身長の違いには、自然環境がおおいに関係している。

我々の住んでいるここの環境状態のほうが、君たちの環境状態よりも、人類の成長により有利に働いているんだ。

この基地は、君たちのとは違った生態系をもっているからね。そのうえ、ここ内部では、誰も人と競争していないからね。

ここでは競争するのではなく、協力し合うんだよ、だから君たちに比べて、我々の人生のほうがずっとストレスが少ないんだ。

ここでは誰ひとりも心臓麻痺で死ぬことはないし、生き伸びるためのあの過酷な精神的圧迫に耐える必要もない。

【どうして新しい種の人類を創造するかわりに、あなたがた自身が地球に住んで、子孫をつくっていかなかったんですか?そのほうが簡単だと思うけど・・・】

庭に花や草木がたった一種類しかなかったとしたら、とても単調に見えるだろう・・・

愛は創造者であるから、産みだし、完成に近づけ、より美しくして、それを分かち合うんだよ。

それに、子供がいるっていうのは素晴らしいことだよ。

我々は自分の子供たちにほこりを感じている。

【僕たちはまだ未開人なのに僕たちにほこりを感じている?】

それほどじゃないよ。洞窟に暮らしていたころからくらべれば、かなり進歩してきた。

芸術や科学技術の知識のことなんかを考えてごらん。

たしかにまだ、内面的なことや精神的なことに対して、大きな注意を向けてないけど、ほかの面ではとび抜けてきている。

太陽系調査をする宇宙船もあるし、遺伝子工学の分野にまで入りこんできている。

それに君たちの種から、素晴らしい人たち(高い精神レベルを持つ人たち、献身的な科学者たち、芸術家たち、そして善や自由や平和の闘士たち)が、なんと大勢出てきたことか。

それを忘れてはダメだよ。君たちの生活が、どれだけよくなってきたかも忘れてはダメだ。

勿論、まだまだ完璧じゃない。部分的に不足しているところもある。

とても大事なことだって十分じゃない。でも君たちは、宇宙親交に仲間入り出来るだけの用意がほとんどできているんだよ。

【僕たちが?】

その可能性はおおいにあるってことだよ。

今直ぐ仲間入りはできないとしてもね。

君たちは宇宙親交が絶対必要とする価値に、ちゃんと目を向けていないんだ。ただそれだけなんだよ。

だって君たちは、自分たちに不足しているものをすばやく学び取って、それを直ぐさま実践に移すことが出来るし、君たちの種には誰にとっても等しく豊かな世界にむけて、力を結集し実現出来るだけの力もある。

今はなにもしていなくとも、本当は善意を持った人たちが大勢いるし、名もない多くの善人が、利害を超えて他人にその手をさしのべている。

そして手助けしたいと思いながら、どうしたらよいのかわからないでいる人たちも沢山いる。

【いったいなにが僕たちに不足しているんですか?】

君たちが、高い水準の存在に移っていけない理由はただひとつ。

さまざまな分野において、君たちのものの見方がまだ変化できていないからだよ。

君たちの文明を導いている物質主義的な観点や外面重視の視点から、もっと人間の内面を完成するというテーマに向けてピントを合わせていく必要があるんだ。

【どうして、まだその変化は起こらないのですか?】

それは、考えるのは自分たちのことばかりで、みんなの豊かさについてはまるでかえりみようとしない僅かな人たちが、世界を動かす舵を握っているからなんだよ。

それに、その人たちが握っている権力はとても大きいから、自分たちにとって都合がいいと”考えている”状況に向けて、勝手な思惑だけで人類全体をひきずりまわしているせいなんだよ。

■地球の愛の成長を助けることが大切

でも、惑星自身の必要性と、人々の意識の高まりによって、直ぐに今の状況は変わりはじめるよ。

そのときこそ、君たちの協力がなくてはならないものになるんだ。

ひとつの状況から別の状況へと移り変わっていくときには、変化を阻もうとする力が働いて、大きな災いが引き起こされたりする。

そうした災いとは無縁に、出来るかぎりスムーズに前進をはたすのが望ましいけれど、それが出来るのは、全体の意識の高まりだけなんだ。

そしてその意識の高まりを生んだものこそ、愛であり、愛に導かれた知性なんだよ。

だからこそ、地球の愛の成長を助けることが、なにをおいても大切なんだ。

 

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